何度も何度も負けたとしても、自分の道をひたすら歩き続ければ、やがてそこに一本の道が拓けてくる

点滴をしながらの大局って聞いたことないね

国内棋戦の半分ぐらいが早碁のような韓国では、布石の研究が進み、序盤であまり時間を使わず、大事なところに時間を残している。勝負に徹底している感じです。勝負どころでの集中力がすごく、急所をとらえる力が優れていると感じます

モノポリーとか麻雀は、まだプロ棋士の世界がもう少しゆるい時代に、対局の前とかによく遊んでいましたね。昔は、タイトル戦であってもずいぶんほのぼのとしていたといいますか。立ち会いの棋士だとか、報道関係者とかが混ざって、対局前にみんなでお酒を飲みながら碁や将棋を指したり、あるいは麻雀をしたりって雰囲気だったんですよ

20連勝できたのは実力からすると僥倖（ぎょうこう）としかいいようがない

私語はないけれど、形勢が悪いとき、ぼやく人はいますね。『はぁ、何やってんねやろ』とか。隣の部屋から叫び声みたいなのが聞こえてくるときもあります

小さいときから打ちたい場所に、打ちたい手を打っていた

せんじつめていえば、そのもっている欠点を長所にする。これがプロの芸ということになるわけです

男のほうから見て素敵な女性というのは、心が安らぐ女性、ただそれだけである

前に進もうとしなければ、後退してしまうものなんです

羽生さんには随分と痛い目に遭いましたけど、彼のお陰で私も高めてもらった。名局は二人で作り上げていくものですし、名勝負はやはり大きな舞台が生み出す。私ももっと若い人たちと大きな舞台で戦いたいですね

私が言うのも何ですが、株が人生の目的になってはいけないような気が・・