将棋を指す限り勝敗はついてまわるので、一喜一憂してもしょうがない

点滴をしながらの大局って聞いたことないね

棋士は、将棋に命を懸けているのである。盤上には神が宿っている

人間は、暇でぶらぶらしているようではだめだ。常に自分で次にやるべきことを考えて、それを実行すべきだ

どうして5分で分かることを授業で45分もかけて教えるんだろう

将棋に限らず何事も幅広く、そして世間のペースでなく、自分のペースでものを考えたい

将棋はどこまで強くなっても終わりがない

強い人ほど個性がある。四、五段の人はそれほど個性もないから何々流といった名前もつけられていない。段が上がっていくにつれて個性が強くなってくる。ひとつには自信ということがあると思います。下のうちはこんな手をさしちゃって笑われるかなと思いますけど、上になっていくほどこれでいいんだ、正しいんだと自分に自信がついてくるから

『五目並べ』でも全然勝てない。自分が妻に主張できるのは碁だけです

十八世名人を簡単には誕生させない、ということも私の務めだと考えています

（AIについて）人間では思いつかないような手を示すこともあります。でもそれを拒絶するのではなくて、その手の意味を自分なりに考えることが必要

もちろん、パソコンや碁盤の前で研究はしていますよ。でも、いつの間にかテレビのお笑い番組を見て、笑い転げているんです