将棋の基本は礼に始まり、礼に終わる

大切なのは創造です。人真似を脱し、新しいものをつくり出すところに、進歩が生まれる

勝負事は何でも一緒ですがね、負けた時は余計疲れますね

第一感で攻めて勝ちたい

なんにしても、力倆が評価されるのは、けいこではなくて本番である。本番で力が出ないというのではなんにもならぬ。その人は弱いのである

何度も何度も負けたとしても、自分の道をひたすら歩き続ければ、やがてそこに一本の道が拓けてくる

一番いい薬というのは、『お前は天才だ、才能がある』という、この一言なんです

私が５０歳を間近にして、名人位を獲得できたのは、４０歳というすでに若くない段階から変化を試みたことへの神様からのご褒美だったと思っています

将棋の棋士って，あんまり相手の顔を見ないってことになってるんですよ。昔は，よく羽生さんが相手を睨むって言われたりもしたんですが，多分，本人は睨んでいるつもりはないと思います（笑）。将棋盤を見ていると，どうしても厳しい目をしてしまいますから，その同じ目で，少し顔を上げて相手を見たときに，何か睨んでるような感じになるってだけの話で

一時期、ぼくは、神の前に出てもひるまない、そういう将棋を追求した時代があるんだが、突きすすめたものは、そこにきびしさがあり、鋭さがあっても、ならべてみると、なにか楽しいものがあるもんですよ

将棋を知らない人や将棋に興味のない人のことを思うと 技術書ではなく対談書やビジネスマン向けの本を どんどん出した方がいいのかなと思っています

意識過剰になって、自分の将棋を見失っていましたね。本来は自分の棋力を向上させ、対局で100％力を出すことが一番大事なんですけれども、どうしたら羽生さんに勝てるのか、ということばかり考えていた。このままずっと負け続けるのではないか、と