三度目（の休筆）は昭和十年五月から八ヶ月｜名言大学

三度目（の休筆）は昭和十年五月から八ヶ月

江戸川乱歩

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江戸川乱歩

江戸川乱歩（えどがわらんぽ、旧字体：江川亂、1894年〈明治27年〉10月21日 - 1965年〈昭和40年〉7月28日）は、日本の小説家、推理作家。本名：平井太郎（ひらいたろう）。日本推理作家協会初代理事長。位階は正五位。勲等は勲三等。ペンネームは、小説家のエドガー・アラン・ポーのもじり。

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江戸川乱歩の名言

恋愛ばかりでなく、すべての物の考え方が誰とも一致しなかった

病床ほど孤独の楽しみを教えるものはない。氷嚢、体温計、苦いけれど甘い水薬、熱病の夢、即興詩、石盤石筆と、紙と筆と、そして絵と、絵文字と、この豊富な魅力が彼を病床に、引いては病気そのものに惹きつけた。強いて病気になろうとする気持さえ芽生えてきた

中学一年生のころだったと思う。憂鬱症みたいな病気に罹って、二階の一間にとじこもっていた。暗い中で天体のことなどを考えていた

二、三歳のころは、ひどくおしゃべりで、物真似などが上手だったそうだが、物心つくにしたがって、あまりしゃべらなくなり、独りで何か空想して、夕方など町を歩きながら、声に出してその空想を独白するくせがあった

会話を好まず、独りで物を考える、よくいえば思索癖、悪くいえば妄想癖が、幼年時代からあり、大人になっても、それがなおらなかった

学校は地獄であった。そのために、私は社会生活を嫌悪し、独りぼっちで物を考える癖が、ますます嵩じて行った

現世（うつしよ）は夢　夜の夢こそまこと

自分ではつまらないと思っても、編集者がやいのやいのといってくれるあいだ、原稿稼ぎをしてやろう。売文業を大いにやろうと考えるに至ったのである

拙いと自信している小説など書くよりは、どんな不自由をしても、進んで月給取りに転業すべきであったのだろう。ところが、この月給取りが又、私は（良心的にいって）ひどく性に合わないのである

小説というものが、政治論文のように積極的に人生をよくするためにのみ書かれなければならないとしたら、彼は多分「現実」とともに「小説」をも厭わしいものに思ったに違いない

たとえ、どんなすばらしいものにでも二度とこの世に生れ替って来るのはごめんです

「なぜ神は人間を作ったか」というレジスタンスの方が、戦争や平和や左翼よりも百倍も根本的で、百倍も強烈だ

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詩は文学の王である

遊ぶことの好きな女は、魅力があるにきまってる。多情淫奔ではいささか迷惑するけど、迷惑、不安、懊悩（おうのう）、大いに苦しめられても、それでも良妻よりはいい

ちょっとした成長を認める。これが、すごく大事

メタボリック症候群という言葉がすっかり流行語になりましたが、あんなものに踊らされるのが一番いけない。日本は世界で最もメタボ基準が暴走した国です。本当に長生きで健康なのはちょっと小太りな人だとよく言われる。ウエスト幅の健康基準などというものを国家が決めるのはファシズムです

人生は芸術を手本にしない。質の悪いテレビ番組を手本にするのだ

キリストはみずから燃え尽きようとする一本のローソクにそっくりである

これは私自身の場合なのだが、ひとつの疑問が解かれると、そこから新たに最低でも二つの疑問がうまれる

魚が水なしでは生きられないように人は人の支えなしには生きられません　「自分以外の人はみな神である」と考え尊ぶことが大切です

人間にも燃料がいる。たくさん食え、うまいものを食え、おいしく食え

愛情がたっぷりあれば、開かないドアはない。

夢に向かって情熱を持って鼓動し続ける限り、あなたは自分の人生絵において、船出したばかりの今からは想像もつかないような奇跡の数々を経験していくことでしょう

大化けするのが人。人・物・金と言うが、物や金は化けない。人はとんでもない力を発揮する可能性がある。