生活・文化面で今年のキーワードをあげるとしたら「最小公倍数」でしょう。これまで日本では「最大公約数」が重要でした。音楽業界やテレビ業界も、子供からお年寄りまで、万人に受け入れられるものを求めてきたんです。しかし、これだけ嗜好が細分化されてくると、そういうやり方はもう通用しません

人生とはこれ汚濁であり、これを洗浄する行為だ

世の中には既知のものと未知のものとがある、そして、その間には扉（ドアーズ）があるのさ

女の自惚れを満足させてやるのが男の至上の歓びであるのに反し、女の至上の歓びは男の自惚れを傷つけることである

（白人より）黒人の聴衆のほうが温かく感じられるし、私からすると、彼らが反応を口に出さなくとも、音楽的なリズムといっていいものがその場にあるのだ

人間ってやっぱり特殊な動物で、顔にいろんなインフォメーションが入っているんです

うわー凄げぇな。学校や会社でうまくいってない奴らがここには多いと思うけど、そんな奴らが集まるとこんなキレイな景色になるんだな

作曲の際はパソコンを使って作業しています。もちろん昔は五線紙に鉛筆で楽譜を書いていました

自然に感嘆することは私のとても大きな喜びだということに気づきました。

曲のコンセプトを考えるとき、これはやはり論理が主

日本にいる頃は、作品を作り続けるスピードも、追い立てられるようにというか、常に締切が自分を応援してくれるところがあった

（風立ちぬの評価について）審査員の中では否定の声はなかったが、賞をあげるまでは、という感じだった・・エンジニアが自分の夢を追うのは美しいのだが、完成した戦闘機がアジアの人々を殺したり、若い兵隊が戦争で犠牲になったりしている。その視点が欠けていたのが気になった