結局、私はいつでも周期律表しかない。いろいろ悪いものを除いて、70しか使える元素はないと。下の方はみな放射性で、あれを使うのは難しいですよね。それから本質的に毒のあるようなものはね、使ったらいかんだろうと思いますし。不活性もだめですよね。そういうのを除くと70くらいになってしまうんですね

待てるというのは大したことだ。だが、何一つ期待しないのはもっとすごい。

科学は不思議を殺すものではなく、不思議を生み出すものである

これを言うと誤解されるんですけど、やはり仕事の対価は報酬だと思います。野球選手もいい成績を挙げれば報酬が上がるでしょう。サラリーマンだって、いい仕事をして成績を上げれば、相応の報酬を受けるべきです。日本の技術者は優秀なんですから

心の窓はいつでもできるだけ数をたくさんに、そうしてできるだけ広く開けておきたいものだ

僕のおやじは制服を扱う商売をやっていたから、僕はおかげで制服を着ている人間ときていない人間の違いを、いやというほど知らされているのだ。つまり中身は皆同じだということだ

国家を脅かす敵として天災ほど恐ろしい敵はないはずである

科学の方則とは畢竟（ひっきょう）「自然の記憶の覚え書き」である。自然ほど伝統に忠実なものはないのである

（どんな大物であろうとも意見が変だと思えば言っていた言葉）いや、違う、違う。君は間違っているぞ

戦争はしたくなければしなくても済むかもしれないが、地震はよしてくれと言っても待ってはくれない

あらかじめ進歩が組み込まれた文化であるということ。これが科学の特徴です

基礎研究で自由に研究できる環境が失われつつある