（15歳の）私が歌を披露すると、両手を合わせて私のことを拝み、涙を流して「ありがとう」を繰り返したのです。そのときは深い考えがあって養老院を訪れたわけではありません。「行ってみようか」ぐらいの軽い気持ちでした

一日一回「ありがとう」と言われる生き方をすると運気が上がる

実は私自身、シドニーオリンピックを終えて、小出監督にプロになるぞと言われたとき、正直なところ、すごく嫌でした。プロになれば、テレビに出たり、他の仕事をしたりして練習時間が減ってしまうからです。私は弱い選手なので、たとえオリンピックで勝っても、数日休んだらみんなについていけなくなるんじゃないかって不安だったんです。もともと中学、高校、大学と選手としては弱くて、努力で成り立っていたから、努力が減る、力が落ちる、みんなに置いていかれるというのが心配でした

日本の団体は僕が魂だ

プレッシャーは強い方がいいよ。反発力もまたつよくなるから

ファーブと僕の掛け合いをみてほしい。ファーブはシュールで性格悪いんですよ（笑）。それと、フェンシングに似たゲームのシーンも楽しんでもらえたら。あのシーンのときは疲れMAXでした

私は本当に先輩(高橋)のことを尊敬しているし、信用しています

（リオ五輪の銀メダルについて）負けて得るもの、負けて知るものということを思えば、すごく大きかった

返します。ちゃんと返信用の封筒が入れてくれてあるんです

出産を経て肝が据わってきた

きちんとした技術があれば、不安にならないでしょ

僕が小さかったころには、悪さはしても、人間味のある親分肌のガキ大将がいたものです。そういう昔ながらの子供の関係みたいなものを、この道場はもう一度つくれる場にしたい