やめたいとは思ったけど、やめるとは思わなかった。やめたいという気持ちとやめるという気持ちは違うものです

それに野球は個人競技ではないので、チームの流れ、勢いも意識します

どういうことを言われても自分のプレースタイルは変えられません

寮もグラウンドも山ん中です。そこで寝食を共にしながら野球に打ち込む。それが桐蔭の野球

まだまだですよ、今の野球は家に帰って風呂に入るまでわからない

本当は足が震えて目がチカチカして、もう半泣きになった時が一番集中力が出る

スランプになったら基本に帰れとやる。基本に帰れということは走り込めということ

最後はキャッチャーで終わりたい

監督は広報担当も兼任しなきゃいかんと思っています。なぜかというと、プロ野球は人気商売だからです。今のファンは試合を見るだけでは満足しません。新聞を読んだり、テレビを観たりして、球団の裏側を覗きたがるわけだから、そういうものをファンに提供する義務が監督としてあると思います。マスコミとうまく付き合わなければプロ野球は成り立ちません。最近マスコミ嫌いで通している監督がいますが、あれはプロ意識が足りないと思います

プロとして持つべき自尊心はあるが、捨ててしまっていい邪魔なプライドもある

1シーズン投げ続ければ体に疲労が溜まる。その状態で長い間、休んでしまえば当然、体のあちこちが固くなるでしょ。そこから、急激にトレーニングを始めてしまうと肩やひじが痛くなることもあるし、怪我にも繋がってくる。40歳になってそれが顕著に表れるようになったから、『これは引退するまで体を動かし続けないといけないな』と思うようになった

芯を外れていても腕力が強ければ飛距離が伸びる