名言大学

事前のシミュレーションが大切です。
野村野球というのは、
ひと言でいえば「準備野球」ですから

王や長嶋がヒマワリなら、
オレはひっそりと日本海に咲く月見草

「どうするか」を考えない人に、
「どうなるか」は見えない

才能には限界がある。
でも、
頭脳に限界はない

35歳を超えて敵がいないということは、
人間的に見込みがないことである

選手がどういう場所で生きてくるかを気づかせるのが監督の役目でもあるんです。
監督業というのは「気づかせ業」だと思っています。
気づかせることが「再生」なんです。
南海時代、
それまで1勝もしてなかったピッチャー3人をトレードで獲得して「俺が言うとおりに投げれば間違いない」と言って3人とも2ケタ勝利で優勝。
それで再生工場というような異名がつけられたわけです

その場面で何が必要かを考え、
枝葉を捨ててその事に集中してかかるという事なんやな

人生の最大の敵、
それは鈍感である

新人のころ、
私が夜、
合宿所の庭で素振りをしていると、
盛り場に繰り出す先輩たちが、
「おい、
野村。......

なんといっても己を知ること。
いまの自分には何が足りないのか、
どこが弱いのか。
こうしたことを正しく認識することが極めて重要です。
それには、
自分の課題について感じたり、......

若いときに流さなかった汗は、
年をとったときの涙となる

ちっぽけなプライドこそ、
その選手の成長を妨げる

私は野球のことしか分からないですが、
野球に関していえば、
一流と二流の差は努力と頭脳の差だと思います

失敗した選手でも、
こいつは我慢したら働く、
伸びてくると思えば辛抱します。
三振して帰ってくる選手の顔をじっと見てみると、
悔しい顔をして帰ってくる若い子は見込みがあります。
あっけらかんとしているのはダメですね。......

オーナー、
生意気なことを言うようですが、
人間3人の友を持てと言うじゃないですか。
原理原則を教えてくれる人、
師と仰ぐ人、
直言してくれる人。......

若いときは24時間野球漬けになって、
どうしたら成績を残せるかだけを考えなさい。
決してバチは当たらないから

ファンの方を向いて野球をやろう

勝ちに不思議の勝ちあり、
負けに不思議の負けなし

一流になる人と、
一流近くまでいきながら二流で終わる人の差はどこにあるのか。
私は、
「俺は俺」という強烈な自我の有無だと思う

伸び悩んだり、
才能の限界にぶつかったりしたとき、
「もう駄目だ」と諦めるか、
「どうすればこれを突破できるか」と考えるか。
一流と二流は、
まさにそこでわかれる気がします

綿密な下調べという意味では、
監督は頭の中で、
最低一試合につき三試合はやります。
想像野球、
実戦野球、
反省野球。......

上手くいっているときは、
周りに人がたくさん集まる。
だが、
一番大切なのは、
どん底のとき、
誰が傍にいてくれたかや

一瞬のやる気なら誰でも持てる。
けれども、
持続性のあるやる気は、
深く認識したものだけに宿るのである

正しい努力をできることは野球選手として成功するための必須条件だといってもいいでしょう。
これは、
私の指導方針の大きな柱でもあります。
方向違いの努力に走って、
自らの才能を潰してしまう選手を数多く見てきましたから

限界が見えてからが勝負だ

私自身のバッターとしての才能は、
はっきりいって二流でした。
打率でいえば、
いいとこ2割5分です。
けれども、
戦後初の三冠王をはじめとして残した結果は一流だと自負しています。......

V9時代の巨人を指して、
「あれだけの選手が揃っていれば、
どうやったって優勝できた」という人がいますが、
それは違います。
あれは王貞治、
長嶋茂雄という「チームの鑑」がいたからこそ、......

プロ5年目から突如打てなくなってしまいました。
なぜ打てないかを考えてみたところ、
どうやら自分はプロでやるには不器用すぎるという結論に行き当たりました。
ストレートを待っているところにカーブが来ると、
とっさに反応できないのです。
いくら練習でバットを振っても打てるようにならないはずです。......

僕はもう、
南海ホークスの育ちですから、
人気がないっていうことの虚しさが骨の髄までしみこんでいるわけです。
両軍ベンチの選手の数の方が、
スタンドのお客さんより多いといわれるくらい人気がなかった。
実際数えてみたら、......

(現役時代、
勝っている間はパンツを替えなかったことについて)自分の力不足を縁起でカバーしていた

現役時代、
僕がバッターボックスへ入ったときに、
相手チームのベテランキャッチャーが話しかけてくるわけです。
「おまえ、
構え(打撃フォーム)変えたのか」とかね。
何も変えてなかったのに指摘されて、......

野球選手、
特にピッチャーは自惚れが強いから、
嫉妬も当然強いのです。
ライバルよりも俺の方が実力は上だと信じているような奴らばかりで、
そういう選手たちに理解させるには信頼関係しかありません

監督は広報担当も兼任しなきゃいかんと思っています。
なぜかというと、
プロ野球は人気商売だからです。
今のファンは試合を見るだけでは満足しません。
新聞を読んだり、
テレビを観たりして、......

バッティングは「備え」で結果は8割決まるものだよ

環境が人を育てるというのもありますから、
安いクラブやバーには一切行かずに、
一流の店に行くことにしました。
まあ、
私は酒を一滴も飲めないのですが

先入観は悪である

勝つときにはいろんな勝ち方があって、
相手が勝手にずっこけたり、
勝手にミスしてくれたりして「ああラッキー」という勝ち方もあります。
しかし、
負けるときというのは、
負けるべくして負けるものです。......

ここでクビにされたら南海電車に飛び込みます

縁を持った人がまだまだユニホーム着て頑張っているっていうのは、
非常に喜ばしいし、
やっぱり人間『何を残すか』っていうことで、
価値観とか評価されると思うんだけど、
まぁ『人を残す』っていうことが一番だろうと思うんで、
そういう意味では少しぐらいは野球界に貢献できたかなっていう、......

「失敗」と書いて「成長」と読む

人間は、
恥ずかしさという思いに比例して進歩するものだ

好かれなくても良いから、
信頼はされなければならない。
嫌われることを恐れている人に、
真のリーダーシップは取れない

今の選手はあまり努力をしない。
彼らは憧れだったプロ選手になったことで満足してしまっているんです。
本当はようやく出発点に立ったに過ぎないというのに、
そこがゴールと勘違いしてる。
だから、
チームから与えられたメニューしかやらない。......

京都の片田舎にある無名校から、
十把一絡げのテスト生として入団した私は、
最初から努力以外にこの世界で生きる術はないと分かっていました。
だから連日連夜、
誰よりもバットを振りました。
3年目でレギュラー、......

エースとか4番というのはチームの鏡じゃなきゃいけない

(育て方のステップ)無視→賞賛→非難

キャッチャーが一番成長する舞台って日本シリーズだと思う

ボヤキは永遠なり

優勝チームに名捕手あり

マー君というのは何か持ってるな

野村 克也(のむら かつや、1935年、6月29日‐ 2020年、2月11日)は、京都府竹野群網野町(現・京丹後市)出身のプロ野球選手(捕手)・コーチ・監督、野球解説者・野球評論家。後妻に野村沙知代。

生前、自著で幾度か「何よりも自分は働く人間」と述懐していた通り、幼少の時から亡くなる直前まで、第一線を退くことなく野球を続け、オフや休日にも講演やテレビ出演、執筆活動など数え切れないほどの仕事をこなすなど、最後まで野球に携わり続けた方だった。