科学とは事実を整理すること。それによって普遍的な法則あるいは結論を見出せる

私は誰にも抗議していません。タリバンや他のテロリストグループへの個人的な復讐心から、ここでスピーチをしているわけでもありません。ここで話している目的は、すべての子どもたちに教育が与えられる権利をはっきりと主張することにあります

(子育てについて）義務教育の間が特に重要で、この期間に親や学校の先生をはじめとした周りの大人がちゃんと見てあげることが大切

人間の傷や痛みに無頓着な態度は、教育失敗のこの上なく明白なしるしである。それは、また自由社会の終わりの始まりである。

実は私の母は、私を生んだ直後に死んで、私は養母に育てられたのですが、それをつい最近に知りました。とてもショックでしたが、そんな不幸な事態がなくなるように、医学をやりたい、と思ったのですが

一番素晴らしい人間というものは、父のような冷静さと母のような愛を持たなければならぬ。このふたつが混然として集まってできたものが完全な子供だと思う。キリスト主義だけでもいかん、科学だけでもいかん、愛情だけでも駄目だ。このふたつを持つ人間に私はなりたい

痛みがなければ、苦しむことはありません。私たちは過ちから学ぶこともできません。過ちを正すには、痛み苦しむことは、窓を開けるカギとなります。それなしでは、人生を生きる道はありません

（幼少の頃に感じた社会は不条理だと感じ）社会正義のために戦わなくては。だからこそ、私は勉強をしたの。教養を身につければ人の上に立てると信じて

大学卒業後は、出版社に勤務。やっぱり外国への思いが捨てきれず、夫と共にブラジルに移民として、渡航することを決めました

子どもにはあまり「勉強しろ」とは言いませんでした。小学校の頃から「冒険しろ」「一緒にキリマンジャロに登ろう」と。要するに面白いけど、苦しいことをやらせるわけです。れを何回も経験させるんですよ。勉強だって苦しくなってくる。それを「面白くなるように工夫してみろ」と言っていたら、いつのまにか医学博士を取っていて

地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、科学者であろうとなかろうと人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることは決してないでしょう

勉強で大切なことは100点をとることではなく、50点でもいい。次は51点を以上を目指すという姿勢が大事なのだ