啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜け出ることである。

子供を信頼せず、あんまり疑ると、そんなに疑るなら本当にやってしまえ、という気持が次第にたかまり、口実あらば実行せん構え十分になるのが普通である

人間は、生まれ出た瞬間から、死へ向かって歩みはじめる。死ぬために、生きはじめる

生きているということの意味も、だんだんわかってくるでしょうね、ときどき「死」を思っていれば

常識は、過去における無数の非常識の試練を経て、その結論として出来上がったものである。

恋は、人間を何ほどか自己以上のものにし、同時に、何ほどか自己以下のものにする

もし神が、人間に与えた人生を自分も生きよと突然言われたら、自殺することだろう。

人は一目惚れをすると約５〜７秒見つめている。裏を返せば５〜７秒目を合わせ続けられれば、相手に一目惚れをさせている錯覚を作ることができる。人間の脳は行動から感情が生まれたのか感情から行動が生まれたのかわからない。つまり見つめたから好きになったのか好きだから見つめたのか区別できない

良い進言から君主の深い思慮が生まれるのではなく、君主の深い思慮から良い進言が生まれるのである。

才能のある人の間で猛烈な競争をかいくぐってきたたくましさがないと、大きな試合では勝てない

恋の力は、身をもって恋を経験する時でなければわからない。

人はあらゆるものを孤独の中で獲得することができるが、性格は別である