未来を過去のごとくに考えよ

（日米の違いについて述べた言葉）日本では、一番大事なことを教えていないと思います。向こうではまず、どうやって自立して、金もうけするかを考える。金がないと生活できないでしょう。でも日本では、教育現場に金の話しを持ってくるのは絶対にダメ。つまり一番大事なことを教えていない

基礎研究で自由に研究できる環境が失われつつある

私は障がいを持っていることで、ある意味助けられています。教鞭を執ったり退屈な会議に出席することを義務づけられて無駄な時間を浪費することなく、研究や思考実験に打ち込めるんですから

物事は間違った理屈通りにはいかない

頭のいい人は恋が出来ない。恋は盲目だから

科学とは、専門家が無知であると確信することである

科学は勝つ、つじつまが合うから

今はできないけど、いつかは実らせたいと思う「卵」をいつも３つか４つ抱いて、夢をもって生きるといい

それにしても世の中では僕が育てられてきた考え方とは全然違った形で、物事が動いていくもんだ

日本の企業は、国内市場のことだけ見てやってきて、グローバル化に遅れてますからね。韓国のサムスンなんかが世界的になってきて、太陽電池も液晶テレビもバッテリーも競争が激しくなってきてる。世界観をもって仕事とか研究をしないと駄目ですよ

戦争のことを話すことが私に課せられた責任だと思っていました。おそらく自分が戦争の記憶がある最後の年代でしょう。それが何度も戦争のことを話す理由の一つになっています