科学者の実験室の生活は、万物に対する闘争です

さしあたって教育をどう攻めていくかであるが，経験から学ぶのが科学であるからには暗中模索するよりは戦前に戻してそこから軍国主義を抜けばよいと思う

「ノーベル化学賞の成果となった、緑色蛍光たんぱく質（ＧＦＰ）の発見までには、同じオワンクラゲからとれた発光たんぱく質のイクオリンや、それ以前に日本で取り組んだウミホタルのルシフェリンの研究が役立った。これらが成功裏に進んだのは、様々な幸運もあったし、巡り合わせが作用した

科学者になるには自然を恋人としなければならない。自然はやはりその恋人にのみ真心を打ち明けるものである

若者には海外に出て行ってほしい。外から日本を見て、私にとっての化学のようにのめりこめるものを見つけてほしい

脳の中には「集中しろ」という命令を出す「ＤＬＰＦＣ（背外側前頭前皮質）」という司令塔のような部位がある。筋トレと同じで、この神経経路は繰り返し負荷をかけることによって太くなる。つまり一日に何度も集中しようと心がけることで、フロー状態（深く集中した状態）になりやすくなるのである

この理論が受け入れられるのには種の進化と同じだけの時間がかかりそうだ

感謝したい人を挙げたら、それだけで何冊も本が書ける

表現者は作品が全て。言い訳をしてはいけない

自分の最大の欠点のすぐ近くに最大の長所がある

失敗には、許される失敗と許されない失敗がある。許されるのは、新たなことにチャレンジした失敗。許されないのは、不作為の失・・

一人でも多くの方が研究に参加してほしい。そのような人が安心して研究できるような環境を、私たちがさらにつくっていきたい。それに微力ながら貢献したい