右手では打てないですね。ぜんぜんダメですね。打てないです。普段は右利きなんです

勝敗を決するのは高いテンション、自分への信頼、分が悪い時に踏みとどまる根性

（中学２年生でプロ棋士になった当時を振り返って）まだ、プロとしての実感があったとは思えません。ただ、一生将棋を指していけるという喜びは心に残っています

不成功に終わる人というのは、自己に無意識のうちに自信喪失させるような暗示をかけている。おれはもうダメだとか、終わりだとか、始終ボヤいたりして、自分を奈落の底に落ち込ませるような自己暗示をね。逆に伸びる人というのは、いつも自分を向上させるような暗示をかけてますよ

30年間相場を見てきて、基本的には、株は下がれば必ず上がるものだと実感しています

仕事の醍醐味とは情熱を持続すること。結果ではなく内容から面白さを発見すること。誇りと責任を持つこと

真剣にその道を究めようとか、その道ひと筋でやっていこうという人は一種の狂気の世界というか、何かそういう線を越えないと、その先が見えないような気がします

強くなる時に、あまり苦労しないで効率よく強くなった人は、弱くなるのも早いのではなかろうか

“真似 から “理解 へのステップは想像力を培う基礎力になる

殊に厳しい勝負は誰しも経験するのですが、早い時期に、一番良い時期に経験することができたのではないでしょうか

勝負師の条件は、負けた悔しさをバネに勝つことだ。そして、勝ちたいという気持ちを持ち続けることである。敗者の美学という言葉があるが、負けて満足するのは自己満足でしかない

本当の強さとは、どういうものか？ それは、見たこともない局面を見せられ、その中で最善手を自力で発見できるか、どうかなのである