（世界で通用する研究者になるためには）自ら考えて解決策を模索する「能動的認識能力」こそが大きくものを言う

（日本の学生の海外留学が近年、減少していることについて）なぜ世界に目を向けないのか。日本を飛び出すファイトを抱き、国際標準を目指してほしい

メルヘンといいますか、子供の世界というんですか、そういうところへ戻りたいという気持ちがいつもあるんです

ノーベル賞受賞の報告を受けたのは、東京大学の本郷キャンパスです

知識が増えれば、もっと深く不思議な謎が姿を現し、ますますのめり込む。期待はずれの答えかもしれないなどと心配するな。楽しむ心と自信を持って新しい石を一つずつひっくり返していけば、そのたび想像もしなかったような奇妙なものが見つかり、もっと素晴らしい疑問が出てくる。間違いなく壮大な冒険だ

湯川秀樹博士の名前が世界的に非常に有名になっていました。湯川さんの「中間子論」が実証されたころです。それが一つの刺激だったことは確かですね

日本は食事がおいしく、人は親切で、まだまだ安全な国です。ですから、旅行先として、あるいはリタイア後に住む場所としては最高なのですが、仕事をする気は全くないです

著名人であることの不都合なところは、世界のどこに行っても必ず気付かれてしまうことだ。私の場合、黒いサングラスを掛けても、かつらを被っても足りない。車いすでばれてしまう

個性なくして、その人はないに等しい

不思議なもので、いつか決定的なアイディアが浮かぶと信じていれば、本当に浮かんでくるものなのだ

本業をやっているときに、本業ばかり突き詰めてやっても効率が上がるかといったら、そうでもないんです。だから、もう少し肩の力を抜いて、まともに考えたほうがいいと思います

仕事に命を懸ける楽しみ命を懸ける喜び。そういったものを持たずして何も生まれない