夜明けに月が沈む音を録音して、母親が悲しんでいる時に聞かせてあげなさい

少年合唱団、堀音、市立芸大と歩み、京響でもずいぶん仕事をさせてもらいました。海外に行かなくても音楽を専門的に学べる場がすべて京都にある。これはすごいことですよね。しかも市立芸大には、戦後の大変な時期に音楽学部ができています

勝手に妄想して、勝手にやってきたのです。だから実のところ、自分自身で解明できないところがあるのも事実です

舞台で歌うこと自体が恥ずかしくてしょうがなかったから、もう見世物にしちゃえと思って。ヴォーカルもごまかせるし（笑）。青年館のコンサー トでは自転車に乗ってステージに出て来たんだけど、色気を出して客席に愛想を振りまいたものだから走るルートを間違えてギタリストが並べているエ フェクター（音色を 変える装置）を全部踏んじゃって、つなぎ直している間の三曲くらいはギターの音が全然出なかった(笑)

（喉頭癌を宣告されて）これも人生経験。この新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念したい

日々のトレーニングで現在のレベルを維持することはできます

はっきり言って私は男が苦手よ。今まで本気で好きになった男はひとりしかいない。彼は私がこの仕事をするのを嫌がった。だから別れた。心は傷ついたけど、おかげで自分が一番愛しているのは音楽だということに気づけた

ちょっと何かがもの足らない感じの子を集めて、それが全体で妙に心地良かったりするっちゅうね

最も恐れているものに自分をさらせ。そうすれば、恐怖はその力を失う。自由への恐怖は縮み上がり、消え失せる。君は自由になる

伝えたい事を伝えたい人に伝えるのって相変わらず難しいもんだねぇー。伝わったと信じるしか出来ないのさぁー。あとは君次第って歌あったね

（初めて買ったレコードは？）ムーン・リバー。『ティファニーで朝食を』という、オードリー・ヘップバーンの映画の曲でした。これ、もっていかれますね。何だろう？ハーモニカの音、あとコード感みたいのが、すごく自分が接したことのないようなサウンドだったんですね、きっと。中学のときですね

勝ち負けは人に対して抱く意識ではない。自分自身に対するもの