記録に残るより、記憶に残りたい

古河電気工業サッカー部の監督時代、余計なプレッシャーなしに選手をリラックスさせ、伸び伸びとプレーをしてほしかったし、試合の中身にこだわろうという思いから、「負けてもいいから、いい試合をしてほしい」と言いました。ところが数か月後、ある選手に「あのとき、川淵さんに負けてもいいから、といわれてガックリきましたよ、あのミーティングまでは気合が入っていたんですが」と指摘されました。そうか、チームを統率する者が、どんな理由であっても「負けてもいいから」などと言ってはいけないんだと気づかされました

８割５分は負けて、勝てる確率は１割ぐらい。それでも、その１割の思いが忘れられない

３０代後半になったら、自分の実績を形にする努力をしましょう。チームの一員として埋没しないでアピールする場を持つのです

満足は努力の中にあって、結果にあるものではない。

選手とのやりとりは「はい、はい」と一方通行になりがちですから、夫に「そうじゃないよ」と言われてハッとさせられることも多かったです

11 injured.’ That kind of thing.私がゴシップで興味があるのは、Weekly World Newsでやっている「女性のブラジャー爆発。負傷者１１名。」といった類のものだ

私にとっての仕事とは、命そのもの。お金だけではない天職にめぐりあえたと思っています

ステージに上がること自体がエクササイズなのよ。ツアーに出ていない時は、ジムに通って腹筋やスクワットをするようにしているわ

たとえ迷いがあっても、こっち！と言い切る強さがないといけない部分もある

ビジネスにおける大きな決断は、実は最後は直感で行っている。ただ強調したいのは『直感』と『やま勘』は違うということ。直感で決めても、その後に必ず結果を分析し、フレームワークとして持つようにしている

そもそも仕事を持ちながら家事をする私がもう一つの仕事を持つということは、周囲への影響が大きい。締め切りの前になれば徹夜することもあるので、次の日は使いものにならなかったりする