父と母が亡くなったときのあの放り出されたかのような気持ちは半端じゃなかった。人生の先輩がたからは “甘えるな と怒られるかも知れないけど、独りぼっちじゃん

僕がここまでこれたのは、年長の先輩たちの度量の大きさのお陰だとも思っているんですよ。だって、いくらアピールしていたとは言え、よくもまあ、23歳の若造にチャンスをくれる気になったなあって思うわけですよ。若手にチャンスを与えるにはすごく勇気がいる。野球だって、どんなに能力があっても監督が「こいつを使う」と決断しないと打席に立てないじゃないですか。僕は当時、それにとても感謝し、彼らに恥をかかせないように、それこそ寝ないで、死ぬほど努力をしました

バカな息子を――それでも愛そう

自分の内側を掘ったら結構広いというか普遍というか広いスペースがあるんじゃないか・・

希望は貧しい人間のパンである

オレの考え方や生き方において、不可能という文字はない。

この世の生活(いのち)は、ただつかの間の楽しみにすぎぬ。来世こそ不滅の宿。

どのスポーツでもそうじゃないですか。言うだけの人間って多いじゃないですか。野球だってね、ビールを飲みながらテレビを見ていて、「なんでここで打てねんだよ」とか言う。じゃあ、お前、打てんのか(笑)プロレスを馬鹿にするのなら、プロレスを経験してから言えっていうのが俺の中にあるんでね

不条理に立ち向かい、虐げられた側の心を書き残すのが作家の使命

「命」という一文字をとってみても、それが、若い人が感じる「命」なのか、新しい命の誕生に向き合ったときの「命」なのか、もしくは癌を克服した人が感じたものなのかなど。できるだけ、描きたい想いに寄り、人に寄り、書を表現していきたいと思っています

人間関係で一番大切にしなければいけないのは自分自身よ

人間には、愛がありさえすれば、幸福なんかなくったって生きていけるものである