民主制は、虚栄心の強いエゴイズムがよってたかってする山分けにほかならない。

人生のしあわせは、ささいなことの積み重ねでできている。小さな、すぐに忘れてしまうような、あたたかいキス、ほほえみ、優しいまなざし、心からのほめ言葉、そして数えきれない、ちょっとした楽しい考えや、うれしい気持ちといったものだ

自分に起こるどんなことも、宇宙から見ればまったく取るに足らないことだ

「否定と出会う」ことが出発点である

この世に美しいものなどもはやない、などと言ってはいけない。木の形や葉のざわめきにも、あなたをワクワクさせるものが必ずあるものだ

僕は人を愛してはならぬと強く心を固めていた。それは「愛される」という恐ろしい地獄へ誰をも突き落とさぬ配慮だった。

高慢な人間は、虚栄心の奴隷である

もし自由になんらかの意味があるとするならば、それは相手が聞きたがらないことを相手に告げる権利をさすのである。

第一に、個人は自分の行動が自分以外の人の利益に関係しない限り、社会に対して責任を負わない。社会がその行動を嫌うか是認できないとき、その人に助言や教示を与え、説得することができ、自分の幸福のために必要だと考えれば敬遠することができるが、それ以上の方法は正当とは言えない

いかなる戦争にも正義はない。

チャンスは泥棒をつくるだけではない。それは偉大な人間もつくる。

生はこれ死の始め、死はこれ生の終わり。生ぜざれば則ち死せず、死せざれば則ち生ぜず。