我々の一つの眼は人生のよい部分を見、ほかの眼は悪い部分を見るのに役立っている。前者の眼を閉じるという強い癖を持つ人は多くいるけれども、後者の眼を閉じる人はわずかしかいない

功利主義は厳密に公平であることを当事者に要求している。ナザレのイエスの黄金律に、私たちは功利性の倫理の完全な精神を読み取る。人にしてもらいたいと思うことを人にしなさいというのと、自分自身を愛するように隣人を愛しなさいというのは、功利主義道徳の理想的極致である。全体の幸福が求めるような行為を実行することと自らの幸福の間には切ることのできない結びつきがある

自然な魂は常にメランコリーに包まれて、悩まされるようにできている。

民衆の幸福にとっては、独裁社会における一暴君の圧政といえども、民主社会における一市民の無関心ほどに危険ではない

易しいものでも、難しいもののように取り組み、難しいものでも、易しいもののように取り組むべきである。

あきらめずに撃ち続ければ、大当たりを決めるのは、時間の問題だ。

人々は互いにへつらうことばかりをやっている。・・人間同士の結びつきは、かかる相互の欺瞞のうえに築かれる

数学は科学であるばかりか、芸術でもある。それもきわめて美的な芸術である。

いつも自分の外側に力や自信の源を探してきました。でも、本当は自分の内側にあるものです。自分の中にしかありません

日本では心・技・体というけれども、本当は体・技・心なんです。まず体から始まって技に行き、最後が心。（日本のスポーツマン・・

今容貌は如何(いか)に立派であろうとも、女の肉体全身から愛の力が発散されていようとも、女は他に幾(いく)らでもあること・・

悪徳は恋のようである。人はそのためなんでも犠牲にする。