名言大学

虎の能く狗を服する所以は、
爪牙なり

道理にかなったこと努力をすれば、
案外容易に目標は達成できる。
しかし、
道理に反する事をやっていれば、
どれだけ苦労しても無駄骨に終わるだろう

たとえ将来的に有用であることが立証されている政策でも、
常に最優先事項だとは限らない

人生には時に他人の力に頼らなければならない時があるが、
それが慢性化するとその人物の実力は凋落の一途を辿る

名君が臣下を統率するために必要なのは、
アメとムチの使い分けだ

本当に優れた人物は、
物事のわずかな変化や違和感を見逃さない

父母は、
たとえ戯れであっても、
子を欺いてはいけない

志の難きは、
人に勝つに在らずして、
自らに勝つに在り

事の理によるときは、
労せずして成る

遠水は近火を救わず

人を恃むは自ら恃むに如かず

安利はこれに就き、
危害はこれを去る、
これ人の情なり

明主のその臣を制する所は二柄のみ。
二柄とは刑徳なり

聖人の治は民に蔵して府庫(ふこ)に蔵せず

巧詐は拙誠に如かず

知らずして言うは不智。
知りて言わざるは不忠

聖人は微を見て以て萌を知り、
端を見て末を知る

人を欺いて言葉巧みに生きる事は、
不器用でも誠実に生きる事には敵わない

知の難に非ず、
知に処するはすなわち難し

上下は一日百戦す

人主の患は、
人を信ずるにあり。
人を信ずれば則ち人に制せらる

君主が愛情を掛け過ぎると、
臣下はそれに甘えて法が守られなくなる

部下がトリックを使えば、
君主は刑罰の適用を誤る。
その結果、
重臣が勢力を伸ばす

禍は本福あるに生ず。
故に曰く、
福は禍の伏す所なり

厳刑重罰は民の悪(にく)む所なり。
而(しか)れども国の治まる所以なり

長袖(ちょうしょう)は善く舞い、
多銭(たせん)は善く買う

人君たるに楽しみなし、
ただそれ言いてこれに違うなきのみ

株を守るの類なり

戦陣の間は、
詐欺を厭わず

『韓非子』(かんぴし)は、中国戦国時代の法家である韓非の著書。内容は春秋戦国時代の思想・社会の集大成と分析とも言えるものである。