よりよい成果が得られるのは、自分が一番好きな仕事をしているときだろうね。だから、人生の目標は、自分が好きなことを選ぶべきなんだ

宿命は後悔の子かも知れない。…或は後悔は宿命の子かも知れない

現場で命を賭けて頑張った部下たちに、ただ頭が下がります

私は死なないことにしてるんだ

人間の『生き死に』さえも銭に換えるこの国だから、ありったけの命をたたいて今、叫ぶのだ

荒れ狂う感情を見つめる時間が人生への耐久を装備する

剣で人を殺すよりも、言葉で戦(いくさ)をつぶすほうが名誉なことである。

人間は自分のする仕事が直接目に見えないと、仕事をする気にはならないものだ。第一線の本当に働く人だけで仕事をやったらいいだろう。人間があまりに多いと、自分の仕事の持ち分がわからなくなる。そうしたときは働かなくなる

起きている人間たちは同じひとつの世界を共有しているが、眠れば、人それぞれにこの世界を離れて、自分に固有の世界におもむく。

昭和三十年から約六年間、渋谷での流しの生活が続くわけです。三曲歌って百円の稼ぎは、けっして楽じゃありません

なるほどそうかと頷(うなず)ける　このよろこびがあるので　この世のいのち終わるまで　私は　聞かしてもらう

過去というものは、人間がいかなる態度をとるべきかを教える力がない。そのことは、人間が自分の回想する過去の光の中で覚醒し、自分自身で決断しなければならないことを意味する