確かに部下が大きなミスをしたり、だらしなかったりすることはいくらでもある。しかし、私はそういうとき、怒るよりも先に「俺は彼の良さを引き出しているだろうか」と自問自答してみる。怒るよりも、彼が次にいい仕事をするために私が考えるべきことはいくらでもある

四十近くまではともかく私の年頃になったら御身もそれまでに地盤をかためおき、静なる生活に入られよ、かならず

死というものは、必ず、いつか、みんなにやって来るもの。でも、今をどのように生きて行くか、何をしたいか、生きることに本当に真剣になれば、死ぬことなんて怖くなくなるもんです

愛情がたっぷりあれば、癒せない病気はない。

法律はソーセージに似ている。製造過程は見ないほうが良い。

求めない――すると心が静かになる

追われた女より　もっと哀れなのは　死んだ女です

人間には欲望とプライドの中間点のようなものが必ずある。全ての物体に重心があるようにね

物心付いた時から本が大好きで、小学生の時には「小説家になりたい」と口走っていたようですね（笑）

死といふ事実は、いつも目の前に突然あらはれた山壁のやうに、あとに残された人たちには思はれる。その人たちの不安が、できる限り短時日に山壁の頂きを究めてしまはうとその人たちをかり立てる。かれらは頂きへ、かれらの観念のなかの「死の山」の頂きへかけ上る

いろんなことをして遊ぼうと思うときに、「あいつは呼びたい」と思うやつは、いつもいる。そういうやつの価値には、名前がつかない。そういうやつのいいところには、順位なんかつけられない

気分転換がうまくできない人は仕事も小さくなってくるし、体も壊すことになりがちだね