生き抜く力こそ、生命の生きたるしるしである。進歩して止まぬものを生命は持っている。そこに生命の神秘はある。

本来は古風な簿記係の私は、数字は会社の骨格のようなものだと考えていた。数字の相互関係は、本の行間を読むようなものだった。私は会社のだいたいの健康状態と、実績をあげている部門と、問題の所在に見当がついた

浴場でのぼくの姿、裸のぼくぼ痩せていること。浴場では、ぼくはまるで孤児のように見えます

我々ができることは、今を生きることだけだ。過去には戻れないし、未来があるかどうかも定かではない

人には余裕というものが無くては、とても大事はできないよ

日本では創造的な仕事をしているかよりも、話がうまいとか、有力な研究室の出身かどうかなどで評価される。やる気のある若い人にきちんとチャンスが与えられる環境づくりが必要だ

結婚──一人の主人、一人の主婦、または二人の奴隷になる境遇。

創造性がいかにあろうとも、実用化されれば商業主義の渦に巻き込まれる。商業的になれば、人類の敵となる

勝負の「旬」をつかんだものが、勝つ

自信はむしろ仕事がうまくいかないときにこそ発揮すべきものだ

私はおのれ自身を苦笑することをだんだん本格的に覚えて、劣等生として微塵も揺るがなかった

悪は決して無法でない。