私にとっては現在を唯一の宝玉として尊重し、それを最上に生き行く外(ほか)に残された道はない。私はそこに背水の陣を布(し・・｜名言大学

私にとっては現在を唯一の宝玉として尊重し、
それを最上に生き行く外(ほか)に残された道はない。
私はそこに背水の陣を布(し・・

有島武郎

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有島武郎

有島武郎（ありしまたけお、1878年（明治11年）3月4日 - 1923年（大正12年）6月9日）は、日本の小説家。

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有島武郎の名言

愛を優しい力と見くびった所から、生活の誤謬は始まる。

愛の表現は惜しみなく与えるだろう。しかし、愛の本体は惜しみなく奪うものだ。

愛せざる所に愛する真似をしてはならぬ。憎まざる所に憎む真似をしてはならぬ。もし人間が守るべき至上命令があるとすればこの・・

小さなことが小さなことでない。大きなことが大きなことでない。それは、心一つだ。

愛の前に死がかくまでも無力なものだとはこの瞬間まで思わなかった。

よく愛するものはよく憎む事を知っていると同時に、憎む事の如何(いか)に苦しいものであるかを痛感し得るものだ。

神を信じないと云(い)うのは恐ろしい事だ。神を信じると云うのも恐ろしい事だ。

憎しみとは人間の愛の変じた一つの形式である。愛の反対は憎しみではない。愛の反対は愛していないことだ。

この私の生命は何といっても私のものだ。（中略）私の唯一の所有よ。私は凡(すべ)ての懐疑にかかわらず、結局それを尊重愛撫・・

私に取っては、私の現在はいつでも最大無限の価値を持っている。私にはそれに代(か)うべき他の何物もない。

子供は子供自身の為(た)めに教育されなければならない。この一事が見過ごされていたならば教育の本義はその瞬間に滅びるのみ・・

社会の為(た)めに子供を教育する──それは驚くべき悲しむべき錯誤である。仕事に勤勉なれと教える。何故正しき仕事を選べと・・

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人生は何物にも値しない。──だが人生に値する何物も存しない。

人間は誰もが無から来て、無へと行く儚い存在である

十分な愛で癒せない病気はない。

お金というものは自分が使い切れないほどはいらない。自分が豊かに暮らしていけるぐらいでいい

更にそこから生まれるもののなき博学はくだらない。知識のコレクションに過ぎない

求めない ――すると比べなくなる

結局、人は孤独。好きな人と同じベッドで寝ていても、同じ夢を見ることはできないんですもの

「火垂るの墓」を書くことで、戦争を伝えられるとは思っていなかったし、それは今も同じ。ぼくは未だに自分が小説家なのかどうか、あやふや

批判されたくないなら、何もしない、何も言わない、何者にもならないことだ。

病気は僕という人間を、屈辱的なまでに素っ裸にし、僕は容赦のない目で自分の人生を振り返ることを余儀なくされた。「もし生き・・

もし現状を打開することに成功できなければ、どんな状況の打開もできない。

博学汝を狂気せしめたり。