日本に滞在するのはとても楽なんですよ。日本食を食べられるだけで、居心地が良いのです。日本の文化に魅了されていますし、そういう自分を楽しんでいます

音楽って遊びみたいなもんじゃないですか。で、結局楽しんで作ってないと、聴く人にそれで楽しんでもらってもなんか悪い気がするんで

欧米のいわゆる純音楽以外のミュージシャンで譜面の読み書きができる人は殆どいません。そんなものなくても音楽はできるし、元々なかったものです。音楽自体は何万年もあるけれど、譜面なんてたかだか1000年ちょっとなんです

私達の財産、それは私達の頭の中にあります

一人で過ごす静かなひととき、瞑想、祈り、音楽、考えたり読書したり、勉強したり働いたりというような心を集中させる作業。そ・・

やっぱり自分の両親の世代の日本人と、僕らの世代が感じてきた文化体験はまったく違うものだと思うわけです。

最初から何でもできる人なんていない

音楽が世界を変えるとかと言うけどね、僕はそこまで力を持っていいのかというのも１つの疑問なんです

モノを作るというのは、そういう多様な面を併せ持った自分を総動員させながらも、本人が意識しているものを剥ぎ取ったところに妙味が出るものなのではないだろうか

私は三歳のときに初めてクラシックバレエを見て感動したことが今につながっているんですね

ファーストインパクトを受けた作品は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』

いいか、“いい人や“友情だけで音楽をつくることはできないんだ。