死こそ常態　生はいとしき蜃気楼

働くっていうのは、「はたがらくする」、ということ。私たちは働かなきゃいけない。そうすると、はたが楽になる。人から喜ばれる存在になる。人から喜ばれれば、人間というのは幸せになる。仕事がおもしろくないというのは、その場で喜ばれてない。喜ばれるほど、働いてみたらいい

僕がガンダムという作品を生み出せたのは、３カ月後に入金がない生活の怖さを回避するためにロボットアニメを利用させてもらったからだ、という言い方もできるわけです。「こういう（ロボットアニメを作る）仕事がしたいからここまでやってきた」と言えるほど、僕は能天気にアニメの仕事をやってきませんでした。生き方の基本とはまず「普通に生きながらえる」ことを目指す。そして、そこを目指すために意志と力を持つべきだとも言えるでしょう

3ヶ月間、それまでの人生を通して背負い過ぎたものを下ろし、「自分はどう生きたいのか」「何が好きなのか」と、自分の本心に向き合い続けました。そんな自問自答の末、最後に残ったのが「書家」という道だったのです。書家になると決断した瞬間、心がスッと軽くなったのを今でも鮮明に覚えています

人生が楽しいかどうかの判断基準は、喜怒哀楽の総量にある

人生の楽しみではなく、喜びを求めていこう

明日に死を迎えるとしても、今日から幸福になって遅くないのです

結果に依存しすぎると、人生なんてほとんど意味がなくなってしまう。（中略）敗北感を感じないようにするのは無理かもしれないけど、結果とは関係なくプロセスの中にいかに喜びを見いだすかは、大きな知恵だと思う

別れの痛みは、再会の喜びに比べれば、何でもない

時代がどう変わろうとも、人間の本質は変わらないのです。誰しも人間は人生で善きことを追求し、後世に何か価値あるものを残すことによって、「永続性」を達成したいのです

人生は全て運で決まる。私は運だけでここまで来た

囚人とは罪を犯した者ではなくて、自分の罪にこだわり、それを何度も繰り返して生きている人間のことだ。