「気持ちの強さ」は、世界に通じる選手になるためには、すごく重要な資質のひとつだと俺は思う。そして、「気持ちの強さ」が生む最後の踏ん張りが勝利には非常に重要になってくる

負けたのは何かが足りないということ

「このままじゃ駄目だ」と思ってレッズで練習からガンガン先輩選手たちに当たってそれで鍛えていくようになったんです

サッカーは試合をやった方が楽しいですし、体力的には普段から試合よりも厳しい練習をやっているから大丈夫です

僕はプロレスという職業に対する感謝の気持ちがあったから、引退して解説席に座ることを決断した。親分の猪木さんにいわれたから従うのは当然だったが、それより何より、感謝の気持ちがあれば何でもできるものだ。つらかったのは間違いないのである。だが、それを乗り越えていかなくてはならない

余計なことは考えない。どういう試合になるというイメージは持たない。ボールと相手とピッチだけを見て戦う

負けていい試合はない

今、自分自身、周りに伝えたいことが何かあるとすれば、日本代表に10年以上かかわってきて、歴代の監督やスタッフ、チームのみんな、そしてサポーターに対する感謝の気持ち。周りに支えられてきたからこそ、長い間、代表でやってこれたのだと思っています

競争は自分を進化させてくれる

選手はデリケートな存在で、ギターの弦のように少し触っただけで大きな音を出す。すぐに影響を受ける。傷つきやすい生き物なのだ。どんな変化にも敏感だ。ちょっとした変化がもとですぐに自信を失ってしまうものだ

ワールドカップ４連覇じゃ

試合中に急に間延びすることもあるし、急にハイスピードになることもある。その展開の激しさについて行ける選手と行けない選手がはっきり区別されていく。特徴を持たない選手は苦労するな、とも思います