名言大学

サッカーは一人でやるスポーツではないので、
僕が後悔しても意味はありませんから。
個人的に、
「こうプレーすれば良かった」と振り返ることはあっても、
チームとしてこうすれば良かったとは考えないですね

僕はいままでどのチームでも監督と意見交換をしてきました。
それこそ小学校の時からであって、
別に代表だからやったわけじゃないです。
それが自分のやり方なので。
僕はあくまで選手ですが、
その立場からの意見は話します。......

僕は各年代の代表で世界大会に出ていたので、
W杯は一番上のレベルではあるけれど、
世界大会の雰囲気についてはわかっていたつもりです。
つまり、
そこで負けない戦いを選択して善戦しても意味がないことも、
わかっていました。......

そもそも、
僕は若いうちから髪を黒くしていたことがないんですよ。
赤とかブルーとか、
毎回変えていました。
だいたい、
サッカー選手がルックスだけ目立っても意味はないですしね

自分のプレーを出し続けられるかどうかというのは、
本当に個人のステップとしても大事だろうし、
また今の日本代表に一番必要なものじゃないかなというのは何となく周りから見ていて思うところですね

僕はドリブルでフェイントをやる選手じゃないから、
それよりもスピードの緩急で入り込んでいくプレーを。
相手を初回追いつかせないという

サッカーで負けていいと思うことなんて、
子供の頃から一瞬たりともないですね。
好きでサッカーをやるということは、
僕にとっては「勝ちたい」ということと同じです。
あるいは「上手くなりたい」とか。
サッカーが好きであれば、......

レベルの違いはあっても、
好きなら上手くなりたいものだと思うんですけどね。
下手でもいい、
負けてもいいと思っている時点で、
それはそんなには好きじゃないんだと僕は思ってしまいます

サッカーを単なるスポーツと考えたり、
ビジネスと考えている人には理解できないかもしれません。
僕はサッカーが本当に好きなんです。
僕にとってサッカーは人生であり、
家族のようなものでもあります。
楽しくてやっていたはずのサッカーを楽しめなくなってしまった。......

負けない試合をやる舞台ではないですから。
勝てるかどうか、
それを試されるのが世界大会です

僕はずっとサッカーをやってきて、
その部分まで切り離すわけではないので。
サッカーは今でも好きですよ。
チャリティマッチをやるのも、
お金を稼ぐためではなく、
別の何かのためにサッカーをやろうとした結果です。......

最終的には、
自分に嘘をついてまで続けたくなかった。
それが引退の理由ですね。
それが僕の生き方ですから

基本ができていなければ、
それは必ずどこかで破綻する

当たり前のことを言っていたのでは、
当たり前の結果しか残せない

騒がれるのは大嫌いだし、
騒がれている自分について話すのなんてもっと嫌いだ

勝利ほど選手にとっての栄養はない

ブラジルやイタリアと対戦するなら、
ガチガチに守るんじゃなく、
全力でぶつかって、
日本が世界の中でどこにいるのか確かめるべきだ

結果で、
自分の力を示すしかない

自分の足元を固めないで、
どうするつもり

物事はできるだけ簡単にいくほうがいいけど、
難しくないと面白くない

ミスすることを恐れては勝利はない。
それがどんなに大きなミスであっても、
ミスしたことを後悔はしない。
それも自分の実力の一部であるし、
勝つためには避けて通れないチャレンジだから

負けたのは、
何かが足りないということ

頑張るのは当たり前で、
あえて口に出して言うことではなく、
その上で何が出来るのかを考え、
実行するのがプロでしょう

基本があれば、
1を100にだってすることができる

プロとかアマチュアとかの問題じゃないですよね。
本当に好きか、
そうじゃないかの話で。
本当にサッカーが好きなら、
絶対に勝ちたいはずですよ。
だから、......

一番いいことを考えて、
その上でその後の準備が必要になってくるわけで、
最初から悪い方を考えつつ、
その後のいい事を考えるとおかしくなりますよね

物事できるだけ簡単にいくほうがいいけど、
難しくないと面白くない

このチームに、
正直、
本大会を戦って勝ち抜ける力はないと思う

前に進む以外に作る道ってないわけです。
後ろに進むためにある道なんてないでしょう。
そんな道、
考えたことがないね

小学生の頃から自分の価値観を他人に押しつけたり、
押しつけられたりするのが嫌い。
今も全く変わらない。
とにかくほっとかれるのが好き

ワールドカップが人生のすべてじゃない

ワールドカップに優勝する可能性だって、
ゼロじゃない

自分が自分に 良くやっている って思ったら、
その時にはもう終わりが近いってことだよ

服装って、
その人の顔だと思う

海外でプレーすること、
海外で生活することを特別だと思ったことは一度もなかった。
困難があったとしても、
それが自分の仕事だから

下を向くな

自分にできることを積み重ねていけば、
必ず流れが変わる日が来る。
それを信じていられるうちは、
どんなことにも耐えられるよ

「右へならえ」をすれば、
自分の責任はなくなるからね

もう、
日本へは戻らない

結果で自分の力を示すしかない

選手にできることはサッカーが面白いってことをプレーで見せることでしょ。
『スタジアムに来たからこそ、
あんなパスやゴールを観られたんだ』と思ってもらうこと

俺は勝っても泣きませんね。
もちろん、
負けても泣きませんけど

常に向上心を持たないとダメ。
もし左利きのマラドーナが右足も使えるように練習していたらもっとスゴかったハズでしょ

どうすれば自分がいちばん楽しいか、
いちばん気持ちいいか。
それを自分で考えて、
自分で選ぶこと

超一流の仕事で評価されている人、
そういう人たちの話を聞けることがとても嬉しい

何より大事なのは、
何が必要かを自分で考えることだと思います

自分の選択と決断に後悔はない

サッカーは変化があって初めて面白い。
相手の裏をついて、
初めて面白かったりするわけだよね

俺はひとりでも強いからね

負けたのは何かが足りないということ

中田 英寿(なかた ひでとし、1977年(昭和52年)1月22日 - )は、山梨県甲府市出身の元サッカー日本代表。愛称は「ヒデ」。国際サッカー評議会(IFAB)諮問委員。一般財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」代表理事。観光庁「アドバイザリー・ボード」メンバー。株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY代表取締役。

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