人生とは長い道のりです。結果ではなく、そのプロセスにこそ喜びがある

「悲喜こもごも」という言葉がありますが、まずは悲しみが先にやってくる。人間が生きていることを感じるのは、悲しいときのほうが多いんですね

私が21年間の教員生活を振り返り、ただひとつだけ胸を張れることがある。それは、一回も生徒を叱ったり、殴ったことがないことだ

コンサルタントも商売だから、嫌われたり、失敗して切られるのは怖い。だから、クライアントの好みを先に聞き出して、それに合わせるような戦略を提言したり、答えがわかっている領域を「問題」として取り上げて、簡単な分析で無難な戦略を提言する輩が少なくない

「どんなことも肯定し、感謝する」「感動し、前向きに生きる」「すばらしい未来を信じ、努力は怠らないが、その後は自然に委ねる」という心の面のくせづけを私は心がけています。このようなくせづけで人生が無理なく、無駄なく、喜ばしいものとなります

不幸せな者には一夜と言えども万夜の長さだが、恵まれた者には朝は余りに早く来る。

お金は所詮ゼロサムだけど、喜びは増殖する。与える側も喜び、受け取る側も喜ぶのですから

人間という生きものはじつに生もの。だからこそ、傷つき、傷つけ、腐り、そして、這い上がる

どこまでもまず人間をつくれ。それから後が経営であり、あるいはまた事業である

この年になると、がんだけじゃなくていろんな病気にかかりますし、不自由になります。〜中略〜 でもね、それでいいの。こうやって人間は自分の不自由さに仕えて成熟していくんです。若くても不自由なことはたくさんあると思います。それは自分のことだけではなく、他人だったり、ときにはわが子だったりもします。でも、その不自由さを何とかしようとするんじゃなくて、不自由なまま、おもしろがっていく。それが大事なんじゃないかと思うんです

私がしたいのは性能の良いコンピューターを作ることではない。コンピューターを使って感動を巻き起こすことなのだ

今では死語だけど、“ロマンスグレーですよ