競技が終わったら出番はおしまいというものではありません。勝っても負けても相手を敬おうとする姿勢であったり、目上の者に対して礼儀正しく振る舞う礼節であったり、相撲には日本人として誇るべき美しい作法やしきたりが多く残されています。力士はそれを担っているという自覚を持たなきゃいけないし、また、地域の人と交流を持ってそういう文化を普及させていこうという姿勢をもたなければならないと思います

私は2015年初場所で幕内優勝33回という記録を達成した。しかし、この記録は私にとって通過点に過ぎないのかもしれない

その日集中して出し切るしかない

人生はお金じゃないんだ

横綱相手に、とにかく思いっきり行くしかない

決して力を抜かない

その日その日、毎日毎日が一生懸命だった

自分のやれる事は何かを考えたら、多彩な技もないし、いろんな技があるわけでもないから、自分の持ってる少しの武器を全部使おうと

引退を考えたことが2度ある

３年先の稽古をする。５年、１０年先のことを考えて辛抱すること

日本中の人々が苦しんでいる時に相撲を取っていていいのか、と・・・・。奇しくも3月11日は私の誕生日で、その思いは、やっぱりほかの人と違うんです。運命的なものを感じてしまった

最終的には『自分自身』ですよ。一番のライバル。一番の敵というのは