いま腕を前に組んでいるから、気まずい質問をしようとしていますね

公の災害は力強い平等論者である。

人生が生きるに値ひしないと考へることは容易いが、それだけにまた、生きるに値ひしないといふことを考へないでゐることは、多少とも鋭敏な感受性をもつた人には困難である

大切なのは倒れないことより、すぐ起き上がることである

人に小言を言われた時に腹を立てるな。腹の立った時に小言を言うな。

わが行く手が暗くなるにつれ　自分の思い上がりが　みえはじめ　しんしんとみえはじめ

私達が本当になにものも所有しなくなったとき、そこに詩があるんです

若いうちは近道を探してはいけない

長い間楽しめて、歳をとっても実利が期待できるカウンセリングや精神分析は、大人の勉強の中ではおすすめのうちの一つであるのは確かなことだ。はじめる時期も若いうちである必要はない。アメリカでは５０歳を過ぎて正式の分析家になるなどというケースはごまんとあるのだ。定年退職後に臨床心理を勉強しなおすというのも、十分考慮に値する選択だろう

もしタイムマシンがあったならば、私は21歳の頃の自分に、幸福な人生とは、成功のチェックリストではないと、教えてあげたい

子供の大望を聞いて笑ってはいけない。子供にとって、笑いはからかいを意味することが多く、からかいほど心を苦しめるものはない

容易な道を選んではならぬ。近道を抜けてはならぬ。