名言大学

ものには退くべきときというものがあります。
土壇場へ行ってからでは、
もう誰も救ってくれませんよ

どんな事態にも、
第三の道がある。
そう思えば、
人生にも新しい風が吹いてくるのではないか

昨日はないが今日があり、
明日がある

人と人の心をつなぎとめるのは、
やはり人の心である

一つの会社に孜々(しし)営々と十余年つとめているということ、
そして、
妻子をかかえて暮らしていくということ。
それはじゅうぶんに人間としての重さを感じさせてよいことだ。
人間としてのたしかさを認められていいことではないか

天使は、
必要なとき、
やってくる

背伸びして視野を広げているうち、
背が伸びてしまうこともあり得る。
それが人生の面白さである

行儀の悪い人はいつでもいますよ。
しかし、
行儀の悪い人はどこにも通用しない。
一発勝負やって当てる程度。
いずれは行き詰る

壁があると思えば、
ほんとうに壁が立ちはだかってしまう

人間にはいつも四人の人間が住んでいる。
一人は探検家、
一人は芸術家、
もう一人は戦士、
四番目は判事。
この四人が正常に機能している人が、......

人は年を重ねれば重ねるほど、
年齢からどんどん自由になれる

大人が一年間ムキになってやれば、
たいていのことは、
りっぱな専門家になれます

人生は挑まなければ応えてくれない。
うつろに叩けば、
うつろにしか応えない

いやいや、
多忙は多望です。
多忙な人間は多望な人間、
つまり、
希望の多い人間ということだから

僕が魅力を感じるリーダーというか人間は、
常にあるべき姿を求めていることが一つ。
それから、
生き生きしているということ。
それは教養とか文化に対する関心だけじゃなくて、
人間に対する関心、......

あれこれ考えるより、
創るのが先決だ。
まずいところがあれば、
動かしながら直して行けばいい

人事の興味は、
人間への興味だ。
人間への旺盛な好奇心だ

絶対正しいことや、
絶対正しい人間が、
この世に存在するはずがない。
すべては、
不完全である

人生の姿勢は、
無用のときは、
小さく低くしておくに限る

大病にせよ、
大失敗にせよ、
人生のすべてを観察というか、
好奇心の対象として眺めるゆとりを持つ限り、
人は必ず再起できるものなのだ

将の条件というのは、
人がついてくるということです

向こう傷はいくら受けても、
それは人間の勲章になって行く。
人間関係もしかり、
正面からぶつかって行く。
そうしてこそ、
りっぱな人間関係が形成されて行くんだ

出世でこり固まった男もおもしろくないが、
出世をあきらめた男も魅力はない

人生の持ち時間に大差はない。
問題はいかにして深く生きるかである

人間にも燃料がいる。
たくさん食え、
うまいものを食え、
おいしく食え

老害はいけないが、
老人は有用だということ

望むと望まぬとにかかわらず、
余暇時間は増大しており、
そうした時間をどう過ごすかで、
その人の人生も変わりかねない

楽観も悲観もない。
人間のつくるもので100パーセントうまく行くなんてものがあるはずがない

この世の中には、
あきらめなくてはならないことなんて、
ひとつもない

約束のシンボル ネクタイ 締めている当人にとっては窮屈以外の何ものでもないのに、
見る人には安心と信頼を与える。
同じように耐えている仲間であり和に対して忠誠を誓っていることを示す

心労の伴わないものは、
単なる労働なのだ

会社が大きくなればなるほど、
分業が進み、
その仕事に夢中で打ち込んでいればいるほど、
会社の危機に気づかぬ場合が多い

プロフェショナルとは、
心構えだけでなく、
習練による技術が伴うものでなければならない

鮮度のいい、
いい情報というのは、
インフォーマルな人間関係から生まれてくるものだ

静かに行く者は健やかに行く。
健やかに行く者は遠くまで行く

当然のことだし、
また、
それだから面白いともいえるが、
人生にはさまざまな当たり外れがある

やはり世のため人のために尽くすのが人の上に立つリーダーの生きがいであり、
トップの私心とはそういうものであるべきだと思います

厳しいことを言えば、
我が道がわからないなどというリーダーはもう辞めた方がいい

会社が大きくなればなるほど、
縦にも横にもパイプがふえ、
しかもそのパイプがつまりやすくなる。
上意下達はともかく、
下意上達が難しくなる。
ナマの情報や空気が、......

記録でなく、
気分で旅する。
そして、
取材の旅、
つまり人間を追う旅。
私の旅は、......

善き戦争はなく、
悪しき平和というものもない

平和の有難さは失ってみないとわからない。
失ってからではおそすぎるというのに

永い眼で見れば、
無限に続く連鎖の中の一環に過ぎない

心が変わるのは人間であるからだ。
弱くあわれな人間だからだ

人間の言葉は、
所詮語るその人の世界しか語らない

情報氾濫の社会であれば省くことを心がけないと身を亡ぼす

田舎はいいんだな。
人間を変えない。
東京じゃ、
空気が人間を変えてしまう

城山 三郎(しろやま さぶろう、1927年(昭和2年)8月18日 - 2007年(平成19年)3月22日)は、日本の小説家。本名は、杉浦 英一(すぎうら えいいち)。