古賀先輩は減量も大変で、毎日カロリーメイト１本だけ。それでも、絶対に弱気は見せなかった。「大丈夫だから」って。普通じゃないですよ。絶対無理だと思った。練習どころか、歩けないんだから。一番つらかったのは自分が金メダルを取った夜。試合前日の先輩と顔を合わせるのが嫌で、リビングで寝た

日本代表になると、コーチ、トレーナー、栄養士さんなど様々なスタッフがサポートしてくれます。そして、オリンピックで優勝するには、そうした第三者の指示にしたがっていればいいんだと錯覚するようになりました。しかし、試合場では、国民からの期待だけでなく、対戦相手の威圧感、観客の視線などすべてがプレッシャーとなり、どう対応すればいいのか分らなくなるんです

物事を『楽しんでやる』ということ。自信を持ってできるほどまでにやり抜いてこそ『楽しむ』ということが、叶うのだということ

１号から４５０号まで、自分の打撃をつくってくれた監督やコーチに感謝したい。打撃投手や球拾いをしてくれた裏方さんへの感謝も忘れてはいけない

子供の頃のみじめな思い、人生の苦しさ、足踏みをしていた時代を思うと、私の芸術を評価し認めて下さることに感謝の気持ちでいっぱいです

（目標達成のイメージについて）１月の世界選手権で確実にメダルを獲って、そして、ワールドカップで総合優勝してクリスタルトロフィーを手にする。そして、そのメダルとクリスタルトロフィーを持った状態で４年後の五輪のスタート台に立って、金メダルを目指したいと思っています

やっぱりリレーでの表彰台は何倍も嬉しい

僕の周りは男が多くて、僕に厳しいんですよ（笑）。疲れていても『態度悪いぞ』なんて言われちゃって。そんなことを言ってくれる先輩たちの愛に包まれています

小学校３年生の時、地元のちびっこレスリング教室に通い始めました。レスリングをしていた父が、外遊びが好きじゃなかった兄に「運動しよう！」と教室に誘った時、私もついて行ったのがきっかけです

僕にとってのベストな結果というのは、成績の良し悪しだけじゃありません。毎試合ごとに伸びている自分を感じていくことが重要なのです

なにが苦しいってレスリングやってて一番苦しいのは減量です

監督からも「ぶっつけ本番でいいから、しっかり治せ」と言われていた。（けがした分）ほかの部分の練習はしっかりできた