指導者なんて、育てようと思って育つものじゃない

科学の発達は、原子爆弾や水素爆弾を作る。それで何百万人という無辜（むこ）の人間が殺されるようなことがもし将来この地上に起こったと仮定した場合、それは政治の責任で、科学の責任ではないという人もあろう。しかし私は、それは科学の責任だと思う。作らなければ、決して使えないからである

元来、人間は死を免れることが出来ない有限な存在である。それだけに、絶対的なもの、永遠なるもの、確実に信じられる知識を求めるロマンとでも言えるものを持ち合わせているのではないであろうか

時間は情緒に近い

学習課題の講義や解答を理解するのには十分であった能力も、数学的創造となると、それだけでは足りなくなる。この時は、独創性・・

数学は科学の女王であり、数論は数学の女王である

自分を変えるチャンス、自分をのばすチャンスはいくらでもあります

ある技術を成功させようと思えば、PRよりも現実を優先させよ。おおいなる自然はだまされたりしないから

日本の学問は、ものを習う「修得型」で、何か新しい事に挑戦する「探求型」が不足している。というより、「探求心」の教育を受けていない

この言葉（「天災は忘れた頃来る」）が、その後方々で引用されるようになり、とうとう朝日新聞が、戦争中に、一日一訓というようなものを編集した時、九月一日の分に、この言葉が採用されることになった

本当の数学者というものは常に、画家であり、建築家であり、あるいは詩人であると言える。数学者たちは我が身が感覚的にはっき・・

人類の歴史という長い眼から、例えば今から１万年後の世界から眺めたら、１９世紀の一番顕著な事件がマクスウェルによる電磁気法則の発見であったと判断されることはほとんど間違いない。アメリカの南北戦争も同じ頃のこの科学上の事件に比べたら色あせて一地方の取るに足らぬ事件になってしまうであろう