水素が宇宙の基本構成要素だと主張する科学者がいる。なにせ、水素は有り余るほどあるからね。でも俺はその意見に反対だ。俺は水素よりもバカのほうが多いと思うんだ。だから宇宙の基本構成要素はバカなんだよ

なぜ指揮者は、何十段にも渡る楽譜をいとも簡単に読んで、バランスを考え、なんの意図を持ってそれをやっているのかというのが不思議だった

来るものはすべて受け入れます。あらゆるものが流動的だという自分の考えに忠実でいようと努めているんです。電話がなければ今あるような私はなかったでしょうし、テクノロジーの流れに巻き込まれているわけですが、それに係わるのはあたりまえのことなんです

音楽は、常に論理と感性、車の両輪で出来る

全てのアルバムの間にライブがある

（「キャンディー工場」は誰に対するメッセージ？）自分の目の届く範囲というか、一緒に仕事をしている人たち、ライブに来てくれるファンの人たちに向けているところはあると思います。僕の音楽を聴いてくれてる人は、僕と同世代というか、40代くらいの方が多いんですよね

石原慎太郎は作家としては素晴らしかった

僕たちはクラブでのダンス行為を合法化するために、テクノやハウスといったジャンルの垣根なく、DJたちに呼びかけて「（クラブとクラブカルチャーを守る会）」という団体を立ち上げた

シナリオは繰り返す。言葉によるコミュニケーションは出尽くした。テレビのコメディも、俺達の会話も台本に過ぎない

生活・文化面で今年のキーワードをあげるとしたら「最小公倍数」でしょう。これまで日本では「最大公約数」が重要でした。音楽業界やテレビ業界も、子供からお年寄りまで、万人に受け入れられるものを求めてきたんです。しかし、これだけ嗜好が細分化されてくると、そういうやり方はもう通用しません

小学生のときの遠足のバスには悩まされたねぇ

何歳になっても、どんな状況でも、真正面から向き合う姿勢とか、音楽に対する愛情みたいなものさえ持ってれば、ちゃんと届く人には届くと思う。それが いい音楽で、いい歌な気がする