一生懸命やってもエラーはある

勝ち星ではなかなか大投手と呼ばれる人たちに追いつかなかったとしても、そこは自分の力で行ける部分だと思うんで。イニングをこなすというのは、怪我をせず、コンディションを整えて投げ続けるということ。自分の野球が終わるときが来たら、そこは自分でそれなりに評価できるところじゃないかなと思います

あそこで甘えなかったことが、今でも続けられているひとつの要因にはなった

もちろん、（ベテランが）技術を直に若手に教えるようなことはありません。彼らが上がってくるとこっちがクビになる世界ですからね（笑）

ワシは野球学校が嫌いじゃ

遠回りしてやることも、素晴らしいこと

次のバッターは抑えて、ベンチに勢いを出したいという時は、スイッチを入れて、抑えにかかりますね

中学二年の時、野球部の友達がビートルズの『アビーロード』と『Let It Be』のシングルを持って泊まりに来た。あれで人生が変わったな。『Let It Be』なんか一日で覚えちゃった。とにかく素晴らしかった

（2001年春の選抜高校野球で常総学院が優勝した際）死ぬ苦しみですね

もう少し自国の超一流選手を誇りに思ってほしいんだ。プロ野球選手がメジャーに挑んだときもそうだった。「マツザカの剛球、打てますか」と尋ねたらよかった。「あなた方はイチローを抑えられますか？無理だと思うけど」なんて聞く人がいてもいい。サッカーも早くそういう時代になってほしい

野球人である前に社会人であれ

最初に決めたものの軸をぶらしてはいけないという感覚が強すぎるとなかなか先に進めない