噛み砕ける以上のものを食いちぎって、噛んでみよ。身の丈を超える計画を描いて、実行してみよ。

知らないという口実は、決して責任を消滅させるものではない

日本は民主主義になって「自由」とやらを得たが、その「自由」という言葉の空しさを知ったばかりでなく、人びとの心は「詩情」を失って乾ききってしまった。人間という生きものがもつ矛盾は、尽きる事を知らない。得たものがあれば、必ず失うものがある

自由とは、自分自身の鎖を自ら選ぶ力のことである

夫婦生活は、神経の使い方が問題である

一方に痛手を負わせることが、他方の役に立つ。

行うしか途(みち)がなかった行為でも、自由意志の結果であるという印象を相手方や周囲に与えなければならない。

自分で泣き言を言って絶望しているのは、成功を妨げ、その上、心の平安を乱すばかりだ

自分の血を流さないで物事を解決しようとしないこと

「親が悪いから」「パートナーが悪いから」「時代が悪いから」「こういう運命だから」これらは責任転嫁の典型的な言い訳である

食（しょく）っていうのは動物的な行為と人間だけがかちえた言葉の世界、人間の社会性をつなぐのにすごく便利なんですよ

物事に惚れるような体質でなければ世上万般のことは成りがたい