お釈迦様は「この世は苦だ」とおっしゃいました。お釈迦様は国が戦争するのも、自分の国が滅ぼされるのも見ました。人間の嫌なところを見て、自分が可愛がっていた弟子がどんどん死んで孤独を味わいました。それでも、最後の遊行の旅に出られたとき「この世は美しい。人の命は甘美なるものだ」とおっしゃいました。この世に対する全肯定、人に対する全肯定です。お釈迦様がこうおっしゃったのだから、この世は美しく、人の命は甘美なのだと私は信じます。私たちはもっともっと楽観的に生きていい。私はそう思っています

思いはお伝わりが激しくきました

私は今ここ、ステージの上に住んでいる。家なんて持ってない。そういうことにお金は使わないの。スーツケース１個で生きて、音楽とアートを創っている

夫婦みたいと言われて思い浮かぶ番組が『愛と戦争』(韓国の夫婦法廷番組)。互いの良い所と嫌な所も受け止めながら生きていく、(僕達は)男女の関係では無いけれど共感します

結婚ということは、本来一種の当てものみたいなものです。充分調べて、これならいいと思って行ってもうまくいかないこともあれば、不承不承で結婚したのがうまく行く場合もある

君にも最近私が習った最高のスラングを教えてあげるよ。セックスしたいときにさ　「愛してる」って言うんだ

勝とうと思ってやったんじゃなく、どういう気持ちで戦ったのか。それを考えたんです。そこでわかったのは「出し尽くす」「やり尽くす」という気持ちでした。無我夢中でやっていたことが良かったんですね。そこから「出し尽くす」「やり尽くす」を練習しようと思いました

右か左か、という道があった場合、どちらに進むべきなのか。それを相談してくる時点で、自分の中で答えは決まっているはず。

生きてる醍醐味って人の夢を応援できる事じゃないかと思う

選手はみなかわいいです。中には「優秀な子は好きだが、ちょっと変わっている子は苦手」という指導者もいますが、私にそういうことはありません。自分自身がちょっと変わっている方でしたから

昔、『太陽がいっぱい』という映画のサウンドトラックを聴いているとチリチリッって、地中海の暑さとかけだるい感じ、海の匂いを感じたんですよ、子どもながらに。それと同じことを歌でやろうとしているのだと思う、私は

表現するとっかかりをつかむまでは、本当に苦しい。だけどいったん入り込むと、ずーっと、これから人に聴かせるべき歌とかそんなことも意識せず、カオスの中を自由に旅してる。そのうちに、あ、こんなの出ました、って