自分や周りにある影に目をつむり、光ばかりを見ようとする子供たち。それは幸福でなければならないという強迫観念に取り憑かれた社会が生んだ産物でしょう

いまの世の中を一言で言えば「いちいちうるせえな」、これに尽きますよ。

私たちの現実理解がどこまで到達できるかという点に関して限界はない。私たちの社会は改善の余地が無限なのである

真理はつねに迫害に打ち勝つという格言は、実際、あのほほえましい虚偽にすぎない。つまり、人から人へと口真似されて、ついに・・

自分一人の判断には自信がない分、世間の判断に頼りきろうとするのは通常である。だがこの場合の世間とは、自分が普段接している人たち、つまり所属する党派や宗派、教会、階級を意味しているにすぎない

この世で最大の不幸は、戦争や貧困などではありません。人から見放され、自分は誰からも必要とされていないと感じる事なのです。

誠実は人間の保ち得る高尚なものである。

足るを知れば辱(はずかし)められず、止まるを知ればあやうからず。

嘘には二種類ある。過去に関する事実上の嘘と未来に関する権利上の嘘である

「ほぼ日刊イトイ新聞」は「酔狂なコピーライターがやっている遊び」と見られがちですが、この先もずっと企業として社会の中で存続していきたい。だから客観的に自分たちの個性を評価してくれるところを探していました

他の人の生活のうちに日光をもたらすのは、日光を独り占めしようと決して思わない人です。

子どもを産むことは、災いを増大させることに他ならない。存在しないよりは存在する方がマシだということを証明するいかなる方法も存在しない。赤ん坊を他人に見せ、潜在性のこの災厄を見せびらかしては悦に入る。これはもう理解を絶した狂気の沙汰だ