認識は信仰の報酬である。信じるために認識するのではなく、認識するために信じよ。

人間のむなしさを知ろうとするなら、恋愛の原因と結果とをよく眺めるがよい

自分に起こるどんなことも、宇宙から見ればまったく取るに足らないことだ

哲学の目的は、我々考える人が、宇宙とどのような内面関係にあるか。そして、それに応じてどのように活動すべきか。それを理解させることにある

一般常識は決してそれほど一般的ではない

金銭というものは、他人には幸福に見えるあらゆるものを与えてくれる。

宇宙には同一のデザイナーのしるしがある。だから、すべてのもの、唯一の、また同一の存在者に帰属するものでなければならない

私が語るのではない。私をとおしてこの世界が語るのだ。

第一に、個人は自分の行動が自分以外の人の利益に関係しない限り、社会に対して責任を負わない。社会がその行動を嫌うか是認できないとき、その人に助言や教示を与え、説得することができ、自分の幸福のために必要だと考えれば敬遠することができるが、それ以上の方法は正当とは言えない

賢者は、人の上に立たんと欲すれば、人の下に身を置き、人の前に立たんと欲すれば、人の後ろに身を置く。かくして、賢者は人の上に立てども、人はその重みを感じることなく、人の前に立てども、人の心は傷つくこと・・

自分の演奏について説明が要るようなら、演奏などするべきではない。

死に近き母に添寝(そいね)のしんしんと　遠田(とおだ)のかはず天に聞(きこ)ゆる