慈しみが過ぎると、憎しみのもとになる。世間の争い事の多くは、親密さから生じる。

人の希望は、初め漠然として大きく、後、ようやく小さく確実になるならびなり。

禅語で「無事是貴人」という言葉があります。ここに書いた「無事」とは精神が安定していて、何事もなく静かに日々を過ごせること。それができる人こそ最も貴いと、禅は教えています。しかし、それが難しい

傷をなめ合うような酒ならよせって言ってんです。少々窮屈でもなにかを吸収できる人と飲む酒、これが価値あり。いい酒は人間を・・

懐疑心は多くの歓びを奪い、しかも何も返してくれない。

雄弁も長たらしくなると退屈する

女性が不道徳に陥るのは、女性にとって道徳というものが、非人間的な本質の具体化となっているからだ

宇宙には佇まいも、不毛の印も、死の影も全くない。混沌も混乱もない。そう見えるのは上辺だけである

単純なものこそ、変わらないもの、偉大なるものの謎を宿している。

改革の精神は必ずしも自由の精神ではない。なぜならば、改革の精神は、改革を欲しない民衆に対してそれを強制しようとするかも知れないからである

本当の幸福とは、善行がもたらす喜びである。

こんにちは、と言う。ありがとう、と言う。結局、人生で言えることはそれだけだ。