結局、ぎりぎりの線で忠誠心の対象になるものは、自分自身しかない。

自惚れ心には追従(ついしょう)という妹がいて、よく似ている。これは己ではなく、他をだますことにある。

自分がすることを、全員がしたらと、問え

国家や組織の失敗や衰退によって個人が自信を失うなら、それはもともと「自信」ではなく、「他信」を持っていた証拠。

人は多くの場合、他人と異なるのみならず、また、いろいろなときにおける自分自身と異なることが多い

すべて偉大なことは、小規模に、少人数から始まるものだ

自分が苦しむか、もしくは相手を苦しめるか。そのいずれか無しには恋というものは存在しない。

その身を後にして身先んず。

本を読んで、それを真に受けるだけなら、読まない方がいい。

考えるということは、要するに自分で何か映像をつむぎだしていくということだ。何かが、あたかも自分の眼にはっきりと映るかのようにしていくのが「考える」ことだ。どんな人でも、結局はそういうふうにして考えている

会って、知って、愛して、そして別れていくのが幾多の人間の悲しい物語である

敷かれた道を進むより、道なきところに自ら道を築いて進め