人物
つまずくのは恥ずかしいことじゃない。
立ち上がらないことが恥ずかしい。
悪いということがわからないということが罪なんだ。
日頃自分が恥ずかしいと思っていることが、
本当に恥ずかしいことなのか、
恥ずかしいと思うこと自体が恥ずかしいことなのか、
よ・・
受けて立つより仕方のないのが、
人生のような気がする。
一つの製品を生み出すためには、
醗酵の期間が大事なように、
人生というものはすべて、
待つ間に熟して行くのだ。
今日という日には、
誰もが素人だ。
ほんとうに人を愛するということは、
その人が一人でいても生きていけるようにしてあげることだ。
包帯を巻いてあげられないのなら、
むやみに人の傷にふれてはならない。
人生にはピリオドは唯一つで、
あとはコンマ、
コンマの連続だという思いがしきりにした。
最後の終止符を打つまでは、
人生いろい・・
高い宝石を買うには、
高いお金を出さなければいけない。
素晴らしい平安を頂くには、
それなりの代価を払わなければいけない。
三浦 綾子(みうら あやこ、1922年4月25日 - 1999年10月12日)は、日本の作家。北海道旭川市出身。旧姓:堀田。結核の闘病中に洗礼を受けた後、創作に専念する。故郷である北海道旭川市に三浦綾子記念文学館がある。