名言大学

ただバカっつったって、
ホントのバカじゃダメなんだからな。
知性とパイオニア精神にあふれたバカになんなきゃいけないの

『天才バカボン』を描き出した時にもまず思った。
バカに真実を語らせようと。
そこからバカボンが生まれ、
バカボンのパパが生まれたんだ

リコウよりバカが英雄なのだ

60才を過ぎた男がね、
「死ぬのが怖い」と言っちゃダメだって。
それまでの人生、
何をやって来たんだと言うことでしょ

頭のいいヤツは、
わかりやすく話す、
頭の悪いヤツほど、
難しく話すんだよ

なにを落胆してるんだ。
バカだからこそ真実を語れるんじゃないか

やせこけて威厳なんか何もなかったけど、
最後は「これでいいのだ」って言いたかったんだろう

鏡といえば、
ジャン・コクトオの映画「オルフェ」が忘れられない。
オルフェが鏡の中の世界へ入って行く場面が印象的だった。
すべて逆モーションで展開するんだ。
しかしね、
男は鏡の向こうとか、......

ひとつのマンガを作るって、
そういうイマジネーションをムチャクチャ消費するの。
懸命に夢を見て、
その夢を紙の上に実際に描かなきゃならない

ひとりで考え、
ひとりで素晴らしい作品を生み出す人なんてそんなにいやしないよ。
天才には必ずその天分を引き出す人間がいて、
そいつのほうがもっとずっと天才だったりするんだ

給料ほしけりゃハッスルしな

小学校6年の時に手塚治虫先生の『ロスト・ワールド』に出会ってマンガ家になろうと決めて、
栄養失調になってもそれを貫いてきた

懸命に夢を見て、
その夢を紙の上に実際に描かなきゃならない

自分が最低だと思っていればいいのよ。
一番劣ると思っていればいいの。
そしたらね、
みんなの言っていることがちゃんと頭に入ってくる。
自分が偉いと思っていると、
他人は何も言ってくれない。......

バカっていうのは自分がハダカになることだ。
世の中の常識を無視して、
純粋な自分だけのものの見方や生き方を押し通すことなんだよ。
バカだからこそ語れる真実っていっぱいあるんだ

女の子と鏡の関係は永遠なんだ。
そして、
女は常に何かに変身したいという欲望を抱いている。
これも永遠ね

世の中に友情と欲情ほど良いものはない

バカボンのパパってさ、
別にラクして生きてるわけじゃないんだよ。
どうすれば家族を幸せにできるかを考えながら一生懸命ガンバってるわけ

結局、
オレたちの場合、
やりたいことがはっきりあったってだけのことかも知れない

これでいいのだ

よく聞かれるんだけど、
漫画を描くのに苦しんだり悩んだりしたことが一度もないんだ。
「ギャグ漫画は同じネタが二度と使えないので、
きつくはないですか」なんて聞かれても、
辛いことなど何もなかったからまったくピンとこない

努力もしたよ。
売れるまでは必死に勉強した。
いまの漫画の世界はどうなっているのかなって人の漫画を読んだり、
手塚治虫先生のストーリー漫画を読んで、
あのスケールの大きさを感じて、
「あれは先生のものだから、......

最後につじつまがあってりゃ何やってもいいんだよ

俺たちの時代は親がものすごく厳しかったから、
「自分は自分なりに生きなきゃ」「自分の世界をつくろう」とガキの頃から思っていた。
それが影響しているんだ。
いまの若い人には、
他人に依存して、
誰かが何とかしてくれると思っている奴が多いじゃない?......

オレは酒飲んで人にからんだりしないから、
飲んでるわりにはトラブルが少ないほうなの。
とにかく酒はたのしくなきゃ酒じゃないと思っているからね。
たとえ人にからまれたって、
すぐあやまっちゃうんだ

自分だけの小さな世界から抜けられないヤツは好奇心がないんだ。
オレなんか、
世の中の知らないことにものすごく好奇心をもっていたから、
毎日がおもしろかった

酒飲んで女にしつこくまとわりついて、
口説いているヤツも見苦しい。
もうすこしサラッとできないのかな。
酒の場のハーモニーをぶっこわしてまでやることじゃないよ。
オレなんか、
ポルノ女優が五、......

差別っていうのはさ、
言葉じゃなくて心の中にあるんだよな。
「こういうことを言わないようにしようぜ」って言いながら、
心の中で思ってることが最低なんだ

オレでも、
1割バッターなんだよ

覇気があるとか、
目標を持つことと、
イデオロギーに邁進するというのは違う。
イデオロギーってのは怖いよ。
オレは10歳のときに終戦を迎えたんだけど、
それまで特攻隊になろうと決めてたし、......

今の日本の若いヤツらも1年間ぐらい北朝鮮に留学させたら、
少しはビシッとするんじゃないかと思っちゃうよ。
主義とか思想は別にしてね。
確かに自由ってすごく大切なことだけど、
自由と勝手なことやるのとは違うじゃない。
今の日本の若者には、......

オレが倒れたら、
脳卒中じゃなくて、
脳中卒

トキワ荘で俺だけ彼女がいたんだよ。
ハンサムだったから

(強い差別意識による過酷ないじめや差別を経験したこともあって述べた言葉)新潟の人には悪いけどオレの故郷はあのデッカイ満州だ

オレは満州から引きあげてきて、
奈良の大和郡山に3年間住んでいたんだけど、
あのあたりってヨソ者を徹底的に排除する風潮があったんだ。
隣がエタ村で、
差別意識が定着してたのかもしれないな。
オレも差別されたよ。......

俺は面白いことが大好きなんだ。
ギャグが好きだから、
描いていただけ。
だからいくらでも描けた。
アイデアに苦しんで頭を抱えたことがなかった。
本当に、......

いまの家庭は子供が少ないじゃない。
1人か2人で、
8人兄弟とか6人兄弟とかいないじゃない。
そうすると子供が宝物になっちゃって、
それで育てるから甘えん坊になっちゃうんだね

ウケるためなら、
死んでもいい

赤塚 不二夫(あかつか ふじお、1935年〈昭和10年〉9月14日 - 2008年〈平成20年〉8月2日)は、日本の漫画家、タレント、俳優である。本名:赤塚 藤雄(読み同じ)。満州国熱河省出身。