名言大学

(覚悟が決まった人は)強いですねぇ、
すごく強いと思います

(自分自身の心のケアはどういう風にしている?
)悲しくないと言えば嘘ですけれども生き方は本当に間近で見せていただいて、
生き切ったって人のパワーというのか、
私自身いろんな人からいただいているので、
それをじゃぁ私が次に向かう人達に少しでもお伝えできたら、
役立てたらって言う風に思っているのでそんなに心が萎えちゃうっていう感じの暇がないという感じでしょうか

表情ってそんなに意図的に変えれるものじゃないですよね。
辛いなと思ったらそういう表情になるので、
表情その都度見るというのはその人の心の動きがすごく分かるところですよね

人間ってそもそも一人で生きている存在じゃない

(過去に亡くなった患者様の事)その日、
その日を大事にしなくちゃっていう思いが根底にはあったんだろうなっと思いますけれども、
体はどんどんしんどくなっていくけど、
自分の心の持ち方ですごく豊かに生きれるっていうのを彼自身(患者様)が自分の人生を歩む中でホントに実感していたんではないかなぁと思いますし、
それが力になって、
そして更に明日はまたこんな事しようという思いを......

(子供の頃から看護師になりたかった?
)全然(笑)

十分に悲しむことも大事

はじめの頃は私が思う患者さんであって欲しい

(自分自身の仕事について)患者さんに育てられてるんだと思います

(治療が無理な方にどのように光を照らしているのか?
)相手の方(患者様)にとっての希望って何かを明らかにしていくのが大事なことですね

ホスピスや緩和ケアってどうしても死に向かっていると。
だから縁起でもないとかになるんですけど、
働いている私達としてはその人達の死ぬまで生きるという生に私達の焦点は向かってるんです

人生を最後に終える人にとっては、
すごく大事なのはそのスピリットの部分で、
いかに自分が納得できるかということだと、
私自身は思っている

生きた結果にあるものが「死」でしょう。
死があるからこそいまが輝くという真実も、
私はホスピスの現場でたくさん見て来ました

生き抜いて生き切るためにこそ、
死について考える時間が必要なのではないか

(自分の命の期限に向き合えば前向きに生きようとする力ってあると思いますか?
)私はあると思います。
自分の生が終わるってことが分かって、
でもその中で患者さん、
お一人おひとりは改めて私を育んでくれたものは何かという思いをされているんだと思うんですね。
ホントに自分の中で大切なものは何かをいろんなものを排除してホントに残るものは何なのか?......

私はこの「Ask Me 3」がとっても大事かなぁと思っています。
1,私の一番の問題は何ですか?
2,私は何をする必要がありますか?
3,それをすることが私にとってなぜ重要なのですか?

(患者様とのコミュニケーションにおいて)一回で何かを解決しようという事はは頭の隅に置いて、
一回ではなく何回か繰り返して聞いてみようというのが現実的かな

がんと共に生きる時間がとっても長くなってきていますから、
がんサバイバーと呼ばれる人達が今後どんな風に暮らしていきたいのか?
誰も決めてくれないんですね。
ご自分達が考えて決めていくということが必要になってきます。
そういった意味からとってもコミュニケーションといったものが大事になってきています

健康の時の強さと病気になって死に向き合う時の強さは種類が違うと思うんですね

(最後まで生きる強さはどこから湧いてくる?
)基本はその人の中に本来あるものと思います。
うまく見つけることが私達もお手伝いしながら、
ご家族に絆や愛情っていったものを土台にしながら、
うまく芽を出すかどうか。
それを見つける作業っていうのがすごく大切な看護の部分かな