事に当たり、思慮の乏しきを憂うることなかれ

その一人の人は、人間全体を代表していると同時に、その人一人を代表している

「文芸は革命の先駆だ」といいたがるが、まず軍隊があってこそ革命はできるので、およそ革命の行われたところは、いつも軍隊が・・

夜は、どんな女も美しい。

成熟というのは、未熟さを守ること

猿・日吉丸・藤吉郎・秀吉・大閤、これも又皆がいやがるところでの我慢があったればこそ

最高権力は一切のことに対する権利を保有し、法と敬虔の解釈者であると信ぜられるとしても、最高権力はしかし、人間が万事について自己自身の判断を形成することを阻んだり、又人類がその限りに於いての、あるいはかの感情に捉われることを妨げたりすることは決して出来ない

（「抜擢」がなくなると）何かをやってやろう、今の努力がいつか実を結ぶはずだ、という気持ちがなくなってしまうため、「抜擢・・

人は、自分が正しいだけでは満足できない。他人がまったく間違っていることを示すまでは。

恐怖に屈すれば、真実さえも抹殺されてしまう。自らが正しいと信ずることを恐れずに実行する

ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、まさに何か体験しているふうに見えたとき、最もうまく弾いたことになろう

苦悩は常に何らかの方面の誤った思考の結果である。