文明は流血の戦場の上に構築されていて、個々の人々の生存は、ひとりぼっちの断末魔の苦しみの中へ消えてゆく

変人なおかげで、この人生、信じられないほど得をしてきた

眠れない時もあった。考え出すとね。誰にも見せない、弱いところは。家族にも誰にも見せない

人間という奴はいつでも、人に騙されるよりは自分で自分に嘘をつきたがるものなのだ。そして、無論、人の嘘より自分の嘘の方を余計に信じるのだ

あたかも金に繁殖能力あるかのごとく、金に金をうませるは最も不自然なり

身はたとひ　武蔵の野辺に朽ぬとも　留置きまし大和魂

自分があきらめない限り、人生のゲームに負けはない。何度倒されても立ち上がりなさい

人間は、当たり前のことが一番できず、当たり前のことを一番やりたがらない性質を持っている。基礎ができてもいないのに、つい応用問題に進もうとしたがるものだが、基礎がしっかりしていなければ高度なことなどできるはずはない

人間の真価は分数のようなものだ。分母は自己の評価、分子は他人による評価である。分母が大きくなるほど、結局、真価は小さくなる

祈りで何が大切かというと、それはまず「信じること」である。信じることはむずかしい。疑うのは簡単だ。誰にだってできる。頭をつかう必要もないし、修練が必要なわけでもない。でも疑いを捨てて信じるには、強い意志と気力が必要だ。それができたとき、祈りは通じる

少なくとも公共に提供する作品を作る人間としては、それはあってはならないって思うようになったんです

信仰を持つ人間は、集団における権力者よりも、利害で集まっている烏合の九十九人よりも力強い。