自分が今のところまで来たのは、自分から求めるよりも、周りから支えられたものに忠実だったから…と云った方が当たっている。与えられた仕事に全力を尽くすことが、新しい場面を開く結果になるものだ

不安だから、先が見えないからと言って立ち止まっていたのでは、誰も動いてはくれない。自分の意志を行動で示してこそ周囲も目を向けてくれるものだ

心の中に暴力性があるのなら、暴力的になった方がよい。無気力を隠そうと非暴力を口実にするよりは。

友人に対して素朴に子供のように信頼を捧げることは、ありとあらゆるところからやってくる問題を解決してくれます。

人生の年月は七十年くらいのもの　たとえ　健(すこ)やかで八十年に至るとも　得るものは　労苦と悲哀にすぎぬ　それをしも　・・

練習したからといって、すぐに結果が出るものではない。毎日コツコツ努力していると、人間はある日突然、成長する

人間は生きている間に、充分仕事もし、充分生活も享(たの)しんで置けば、安心して死なれるのではないかと思う。

生きた結果にあるものが「死」でしょう。死があるからこそいまが輝くという真実も、私はホスピスの現場でたくさん見て来ました

彼の愛は心理的ではなく、感性的であって、感性的な愛は、その概念にしたがって貞節ではなく、絶対的に不貞であり、一人の女を・・

偶然の結果でも「なぜ」という疑問を追究したことが新しい道を開いた

青年にとってはあらゆる思想が、単に己の行動の口実にすぎぬ。

他人の芸を見て、あいつは下手だなと思ったら、そいつは自分と同じくらい。同じくらいだなと思ったら、かなり上。うまいなあと・・