全てが間違っているということはありえない。どんな壊れた時計でも一日に２回は正しい時刻を示す

家庭のための努力を怠る女は、夫を愛することも浅いのだ。愛が努力を産み、努力が更に愛の深さを培う。

言葉は八分(はちぶ)でとどめて、あとの二分(にぶ)は、むこうで考えさせるがよい。わかる者には云(い)わずともわかるが、・・

「〜すべき」を日常から追い出そう

人間の有り様は、万事が止まることがない。生の始りを知らないと、死の終りを弁えない。やみやみ茫々として、苦しみの海に沈んでいく

ぼくのあの程度（自衛隊の重火器などを指す）のものは、持っても無意味であると考えるんです

ずいぶん遠くまで歩きました。五時間ほど、ひとりで。それでも孤独さが足りない。まったく人通りのない谷間なのですが、それでもさびしさが足りない

土には荒れ地があります。耕しても、時間と労力の無駄だと見捨てられる土がある。でも、見捨てたらダメだと金次郎は言うわけです。荒れ地も徳を持って掘り続けないといけない。荒れ地なるがゆえに、相当深いところまで、巡り会うまで掘り続けないといけない。そうすると、農民は大きな徳に出会える

最悪な少年の『それくらいで事足りる恋だった』というＣＤを繰り返し聴いているのですが、だいぶ刺さりますね

これはどんな分野でもそうだと思いますけど、これはすごい、と自分が本当に１００％認められる実例がちゃんと存在していると思えることは素晴らしいことですよ。それはちょうどギャツビーにとっての沖合の緑色の灯火のようなものですね。僕にとっては、それが新訳を手掛けたこれらの小説なんです

テレビを消して、毎日本を読む人が、成功する

お金は、現在の資本主義経済のシステムではふえていく性質を持っています。それは、お金がお金を生み出すような仕組みができているからです